
監修者
木村太一 / 留学FACTORY代表
フィリピンの語学学校へ現地就職。その後、旅系YouTuberとして毎年10カ国を回る。現在は旅系YouTuberの活動と並行して、手数料ゼロの留学エージェント「留学FACTORY」を運営。フィリピン・セブ島を中心に留学をサポート。
留学を考えている社会人
『初めての海外がセブ島留学なんだけど、空港に着いてから何をすればいいのか全然わからない…』
こういった疑問に答えます。
本記事は、初めての海外渡航でセブ島の語学学校へ行くことになった社会人・大学生に向けて書いています。パスポートは取った、申し込みも済んだ、でも空港に着いた瞬間から先が真っ白、という状態の人ですね。
先に結論から。
セブ島留学の到着日は、初めての海外でも大丈夫です。理由はシンプルで、到着日そのものには自分で判断する場面がほとんど無いから。飛行機を降りて、入国審査を通って、荷物を取って、到着ロビーに出たら学校のスタッフが待っている。そこから寮まで運んでもらう。これで初日は終わります。
なので今日の学びは1つだけ。
初めての海外で本当に効いてくるのは、到着日の立ち回りではなく「出発前に自分で終わらせておく3つ」のほうです。つまり、不安の置き場所が違うということですね。
①eTravel(電子の入国申告)の登録
②復路、または第三国へ向かう航空券を押さえておくこと
③Grab(配車アプリ)の登録を日本にいるうちに済ませること
この3つは、現地では代わりにやってくれる人がいません。逆に言うと、ここさえ終わっていれば、あとは流れに乗るだけです。
では見ていきます。
結論: 到着日に自分で判断する場面は、ほとんどありません
結論、初めての海外でセブ島留学に行く人が想像している「空港で右往左往する自分」は、実際にはあまり発生しません。
理由は、語学学校のピックアップが空港まで迎えに来てくれる形が基本だからです。到着ロビーを出たところで、学校名や自分の名前が書かれた紙を持ったスタッフが待っている。あとは車に乗って寮まで、という流れですね。
つまり、到着日に自力で解かないといけない問題が、そもそもほとんど用意されていないわけです。
到着日の時系列を先に並べておきます。
①飛行機を降りて入国審査へ進む
②入国審査で3つだけ質問に答える
③荷物を受け取る
④学校のピックアップと合流して寮へ
これだけです。両替もSIMも、到着日に自分でやる必要は基本的にありません。英語が必要になるのも②の短い時間だけで、しかも単語レベルで足りる場面がほとんどです。
例外は、ピックアップを使わず自力で寮まで向かう人。その場合だけ、空港でSIMを契約しておくのがおすすめです。ここは後半で書きます。
とはいえ、遅延や行き違いがゼロになるわけではありません。だからこそ、連絡手段と緊急連絡先だけは自分の側で持っておく。これがこの記事で唯一お願いしたい保険です。この話は後半の合流できないときの備えのところで書きます。
『いやいや、その入国審査がいちばん怖いんでしょ』と思いますよね。ここは後半でそのまま3つの質問に分解するので、読み進めてもらえれば不安の輪郭は消えるかなと思います。
先に、出発前の話からいきます。
出発前に終わらせる3つ|現地で代わりにやってくれる人はいません
結論、初めての海外で本当に効いてくるのはこの3つです。到着日の立ち回りではありません。
順に見ていきます。
① eTravelの登録は到着72時間前から
結論、フィリピンに入国する人はeTravelの登録が要ります。到着予定時刻の72時間前から登録でき、費用はかかりません。
eTravelとは、入国に必要な申告をウェブ上で先に済ませておく仕組みのことです。以前の紙の入国カードに相当するもの、と考えると分かりやすいかなと思います。
登録が完了するとQRコードが表示されるので、入国のときにそれを見せる形になります。スクリーンショットで保存しておくか、印刷して紙で持っておくと安心です。現地で通信が繋がらない状態でも出せるようにしておく、というのが実務のポイントですね。
もう1つ、見落とされがちな点があります。
出国のときにも、別途あらためて登録が必要です。行きの登録が帰りまで有効になるわけではありません。留学が終わって帰国する日、空港でこれに気づいて慌てる人がいるので、頭の片隅に入れておいてください。
『いやいや、そういうのは学校やエージェントがやってくれるんじゃないの』と思うかもしれませんが、これは本人の情報を本人が申告するものなので、代行してもらう性質のものではありません。出発の3日前になったら登録する、とカレンダーに入れておくのが早いです。
② 復路の航空券を先に押さえておく
結論、フィリピンに観光目的で入る場合、30日以内に出国する便を提示できる状態にしておく必要があります。
ビザなしの観光目的での滞在は最大30日です。そのため、その期間内にフィリピンから出ることを示せる航空券が求められます。日本へ帰る便でもいいですし、第三国へ向かう便でもかまいません。
ここで注意なのが、確認されるタイミングが1回ではないということです。
日本を出発するときのチェックインカウンターで確認されることがありますし、現地の入国審査でも聞かれることがあります。片道だけで空港へ行くと、そもそも搭乗できずに止められる、ということが起こり得ます。
つまり、片道航空券だけで空港に行くと、フィリピンに着く前に日本で止まる可能性があるということですね。
では、滞在が30日を超える予定の人はどうするか。
ここが読者のいちばん知りたいところだと思うのですが、入国の時点で提示を求められるのは30日以内の出国便である、という構造自体は変わりません。実際にどの日付で航空券を取るかは、学校ごとの手続きの進め方に左右されます。
なので、航空券を買う前に、学校か申し込んだエージェントに「この日程で搭乗と入国に問題がないか」を必ず確認してください。買ってから相談すると取り直しになります。順番が逆だと損をする、という話ですね。僕たちも、渡航日程のご相談は歓迎しています。
③ Grabは日本にいるうちに登録しておく
結論、Grab(配車アプリ)のアカウント登録は、日本にいるうちに済ませておくべし。
Grabとは、東南アジアで広く使われている配車アプリのことです。目的地を入れると、乗る前に金額が確定するのが利点ですね。行き先を英語で伝える必要がなく、料金交渉も発生しないので、初めての海外との相性がとてもいいです。
ここで、よくある詰まり方を1つ。
現地に着いてから登録しようとすると、SMS認証の段階で手間取ることがあります。理由は単純で、まだ現地のSIMを入れていないから。そして空港で認証コードが届かずに足止めされてから「日本で作っておけばよかった」と気づく、という順番になりがちです。
日本にいるうちに、日本の電話番号でアカウントを作っておく。これだけで回避できます。
到着日は学校のピックアップを使うので、初日にGrabを使う場面は少ないかもしれません。ただ、翌週からの週末の外出でほぼ確実に使うことになります。だったら、通信が安定している日本で終わらせておくのが合理的かなと思います。
なお、海外留学保険については学校側が加入を求めることもあるので、上の3つとは別枠で、入学案内に条件が書かれていないか一度見ておいてください。
マクタン・セブ国際空港はT1とT2の2つに分かれています
結論、セブの空の玄関口であるマクタン・セブ国際空港は、T1が国内線、T2が国際線という2ターミナル制です。
名前のとおり、この空港はセブ島ではなく、橋でつながった隣のマクタン島にあります。学校の多くはセブ島側にあるので、到着後は橋を渡って移動する形になりますね。ここは初めてだと混乱しやすいところです。
日本からの直行便で来る人はT2着になります。マニラで国内線に乗り継いでセブに入る人はT1着です。ここが分かっていないと、ピックアップの合流場所で行き違いが起きます。
自分がどちらに着くのかは、Eチケットや航空会社の案内で確認できます。記載が見当たらなければ、航空会社か学校に聞いてしまうのが早いです。出発前に確認して、学校やエージェントに伝えておくと安心ですね。
日本からセブへの直行便は成田と関空にあり、所要時間はおよそ4時間半から5時間です。初めての海外としては、フライト時間が短いほうに入ります。乗り継ぎ無しで着けるなら、それがいちばん楽な選択肢ですね。
『いやいや、直行便が取れなかったらどうするの』という話もあるので、マニラ乗り継ぎについても書いておきます。
マニラで国際線から国内線に乗り継ぐ場合、ターミナル間の移動が発生するのが原則です。マニラの空港は各ターミナルが離れているため、同じ空港内を歩いて移動、という形にはなりません。
具体的には、いったん到着側から外に出て一般道を移動し、あらためてチェックインと保安検査を受け直す形になります。行きと帰りを別々に取った航空券なら、預け荷物も受け取り直しです。一般道を通るので渋滞の影響も受けます。乗り継ぎ時間は多めに確保して、必要な時間は航空会社に確認しておいてください。
なお、マニラのターミナルの割り当ては再編が進んでいて、以前の案内と変わっていることがあります。ターミナル番号は思い込みで動かず、航空会社の最新の案内を出発直前にもう一度確認するのが安全です。
入国審査で聞かれるのは、基本的に3つだけです
結論、フィリピンの入国審査で聞かれることは、基本的に次の3つに収まります。
①渡航目的
②滞在期間
③滞在先
順に見ていきます。
① 渡航目的は「Study English」で足ります
英語の勉強だと答えるのが基本です。「Study English」で足ります。文章にする必要はありません。
② 滞在期間は数字で答えればOK
日数か週数を数字で言えばOKです。「Four weeks」のような形ですね。
③ 滞在先は学校名か寮の住所をメモで見せる
ここは事前に紙かスマホのメモに書いておいて、そのまま見せるのがいちばん確実かなと思います。聞き取れなくても、書いたものを見せれば伝わります。
つまり、単語レベルの英語で足りる場面です。会話をする必要はありません。
『いやいや、聞き取れなかったらどうするの』と思いますよね。答えは、聞き返せばOKです。実際のところ、この3つ以外を延々と質問されることは基本的にありません。想定される質問が3つと分かっていれば、聞き取れなくても「たぶん今のは期間を聞かれた」と当たりが付きます。
パスポートについても書いておきます。残存期間は6ヶ月以上あれば確実です。出発の直前になって気づくと詰むので、申し込みを決めた時点で一度、有効期限を見ておいてください。
到着ロビーでやることは、基本的にありません
結論、荷物を受け取って到着ロビーに出たあと、自分でやることは基本的にありません。両替もSIMも、到着日に済ませる必要が無いからです。
理由は2つあります。
1つは、学校のスタッフが空港まで迎えに来て、そのまま寮まで運んでくれること。もう1つは、両替の案内が翌日のオリエンテーションであること。つまり、現金の準備は現地で説明を受けながら進められる形になっています。
なので、到着ロビーでブースを探したり、行列に並んだりする必要はありません。ここは素通りしてOKです。
『いやいや、現金がゼロの状態で大丈夫なの』と思いますよね。ピックアップを使う場合、空港から寮までのあいだにお金を出す場面がそもそもありません。飲み物を買いたいなら少しだけ替えればいいですが、それも必須ではないです。
むしろ、空港のレートは市内より不利なことが多いです。急いで替えないほうが得、という言い方もできますね。
もう1つ、初めての海外の人が心配しがちな点を潰しておきます。
国際線の航空券には、空港使用料が最初から含まれているのが一般的です。出発時に現地で別に現金を払う必要は基本的にありません。気になる場合は、航空券を買った窓口に確認しておいてください。「空港で現金を払えと言われたらどうしよう」という不安は、ここで手放してOKです。
例外: 自力で移動する人は、空港でSIMを契約しておく
ここだけは別です。ピックアップを使わず自分で寮まで向かう人は、到着ロビーでSIMを契約しておくのがおすすめ。
理由は、連絡手段と配車アプリのためですね。通信が無いとGrabが呼べませんし、道に迷ったときに学校へ連絡する手段もありません。
到着ロビーには複数の通信会社のブースが出ていて、スタッフがその場で登録と初期設定までやってくれます。スマホを渡して、待って、受け取る。英語での長いやり取りは基本的に発生しません。
準備しておくと詰まらないのは、パスポートに加えて、滞在先(学校や寮)の住所と復路の航空券をすぐ出せる状態にしておくことです。登録のときに提示を求められることがあります。スマホのメモに貼っておくだけで十分ですね。混む時間帯は行列になるので、時間にも余裕を見ておいてください。
留学中のデータ容量の選び方や学校のWi-Fiとの使い分けは、当ブログのフィリピン留学の生活の記事にまとめてあるので、そちらを参考にどうぞ。
空港から寮まで: 学校のピックアップを使うのが基本です
結論、空港から寮までの移動は、学校のピックアップを使うのが基本です。
到着した時間帯によって、無料になる場合と、追加費用や前泊が必要になる場合があります。この条件は学校ごとに違うので、一般論で動かず、必ず自分の入学案内の記載で確認してください。
そして、ここが航空券を取る順番の話に繋がります。
先にピックアップの対象時間を確認してから航空券を取る。逆にすると、格安の便を取ったあとで「その時間は対象外です」と分かって、追加費用か前泊が発生します。初めての海外だと、深夜に一人で空港から移動する事態はできるだけ避けたいので、この順番だけは崩さないでください。
自力で移動する場合: タクシーとGrab
タクシーには白と黄色の2種類があります。白が街なかで走っている一般のタクシー、黄色が空港のエアポートタクシーで、黄色のほうが割高です。
ただし、空港で客待ちをしている車は市内までの定額制になっていることがあり、街なかで拾うときの感覚とは料金の仕組みが変わります。「白だから安いはず」と思い込んで乗ると、降りるときに金額で揉めるパターンですね。
なので初めての海外なら、Grabのほうが向いています。乗る前に目的地と金額が確定するので、そもそも交渉が発生しません。行き先を口頭で伝える必要がないのも、いちばん大きい利点です。タクシーに乗る場合は、メーターを使ってもらうか、乗る前に金額を確認する。これだけ守っておけばOKです。
空港からセブ島側の市街地までは、渋滞のない時間帯でおよそ30分から45分が目安です。ただし週末や給料日のあとは渋滞で大きく延びて、1時間半ほどかかることもあります。到着が夕方にかかる便なら、寮に着く時間は余裕を持って見ておいてください。
ピックアップと合流できないときの備え: 連絡手段を2つ持つ
結論、備えは2つです。学校の緊急連絡先を紙にも控えておくことと、自分の便の情報を事前に学校へ伝えておくこと。
『いやいや、スタッフが見つからなかったらどうするの』と思いますよね。ここが初めての海外でいちばん怖い場面かなと思います。しかも現地のSIMをまだ入れていない状態、つまり通信手段を持たないまま起きる可能性があります。
そこで、出発前に次の3つを済ませておいてください。
①学校または担当エージェントの緊急連絡先を、スマホと紙の両方に控える
②便名と到着時刻を事前に学校へ伝える。変更が出たら必ず連絡し直す
③寮の住所を紙で持っておく
ポイントは紙のほうです。スマホの充電が切れた瞬間に、連絡先はスマホの中にしか無い、という状態になるからですね。モバイルバッテリーを手荷物に入れておくのも合わせてどうぞ。
そして、合流できないときはその場を離れないこと。到着ロビーは出口が限られているので、動き回るとかえってすれ違います。まず学校に連絡する。連絡がつかないときの移動手段としてGrabと寮の住所が効いてくる、という順番です。
繰り返しですが、到着日そのものは易しい日です。それでも備えるのは、備えが要る場面が1つだけあるからですね。
到着した週の流れ: 入寮 → レベルテスト → オリエンテーション
結論、到着した週は「入寮 → 翌日の午前にレベルテスト → 午後にオリエンテーションと各種手続き」という順で進む学校が多いです。到着の翌日からいきなり本格的な授業、という形にはなりません。
各種手続きというのは、両替、教材の購入、現地で払う費用の支払いなどですね。ここがまとまって1日に来るので、初日は事務作業の日だと思っておくといいかなと思います。
つまり、環境に慣れるための時間が1日から2日、挟まる構造です。ここを知っているだけで、初日の緊張はだいぶ減るかなと思います。
ただし、指定される到着日・入寮日、そして授業が始まる日は学校ごとに違います。曜日まで含めて、必ず入学案内で確認してください。ここは一般論で動くと事故になる部分です。
レベルテストについても補足しておきます。これはクラスの割り振りを決めるためのもので、合否があるわけではありません。準備して臨むものではないので、素の実力で受けてOKです。むしろ背伸びして実力より上のクラスに入るほうが、あとで苦しくなります。
到着した翌週から始まる平日の具体的な流れは、当ブログのセブ島留学の1日のスケジュールの記事にまとめてあります。朝から門限までの時間の使い方が知りたい人は、そちらを参考にどうぞ。
寮の部屋、食事、洗濯といった生活面の詳細は、当ブログのフィリピン留学の生活の記事のほうが詳しいです。荷造りの前に読んでおくと、持っていく物と現地で買う物の切り分けができます。
雨季に渡航する人へ: セブの雨季はおおむね6〜11月です
結論、セブの雨季はおおむね6〜11月、乾季は12〜5月です。ただし到着日の実務に効いてくるのは、雨そのものより渋滞のほうです。
雨季という言葉から想像する「一日中降り続く空」とは少し違って、短時間の強いスコール(急に激しく降って、すぐ止む雨)が来るパターンが多いです。予定が全部つぶれる、という形にはなりにくいですね。
到着日に押さえるのは2つだけです。
①折りたたみ傘を、預け荷物ではなく手荷物に入れておく
②雨のあとは道路が混むので、移動時間の延びをスケジュールに織り込んでおく
初めての海外でも大丈夫な理由: 到着日の不安4つは事前に潰せます
結論、セブ島留学の到着日が初めての海外でも大丈夫なのは、判断が要る場面が事前に潰せる構造になっているからです。
不安を分解すると、こうなります。
①入国審査で英語が話せるか → 聞かれるのは3つだけ。単語で足りる
②空港から寮まで行けるか → 学校のピックアップが基本。自分でルートを探さない
③現金やSIMをどうするか → 到着日は基本やらなくていい。両替は翌日のオリエンテーションで案内がある
④着いた翌日から授業についていけるか → 初日はレベルテストとオリエンテーション
つまり、不安の4つとも到着日に自力で解決する必要がありません。
繰り返しですが、出発前の3つ(eTravel、出国便の航空券、Grabの登録)は、誰も代わりにやってくれません。ここに不安のエネルギーを寄せる。それが今日いちばん伝えたいことです。
滞在中の治安の考え方については、当ブログのセブ島の治安と安全対策の記事で、場面ごとに整理してあります。到着日を無事に越えたあとの話として、渡航前に一度読んでおくと安心かなと思います。
学校選びの段階でまだ迷っている人は、当ブログのセブ島留学の学校の選び方の記事、費用の全体像を掴みたい人は当ブログのフィリピン留学1ヶ月の費用の記事が近いです。
まとめ: 不安の置き場所を、到着日から出発前に移す
結論、セブ島留学の到着日そのものには、自分で判断する場面がほとんどありません。学校のピックアップが空港まで迎えに来て、寮まで運んでくれるからです。初めての海外で本当に効いてくるのは、出発前に自分で終わらせておく3つのほう。
今日1つだけ持ち帰るなら、これです。不安の置き場所が違うべし。
その3つをおさらいします。
①eTravelの登録。到着予定時刻の72時間前から登録でき、無料。完了すると出るQRコードを入国時に見せる。帰りにも別途登録が要る
②30日以内に出国する航空券を押さえる。日本出発時のチェックインでも、現地の入国審査でも確認されることがある。30日を超える滞在の予定なら、買う前に学校かエージェントに日程を確認する
③Grabの登録を日本で済ませる。現地でやろうとするとSMS認証で手間取ることがある
到着日の流れも、もう一度書いておきます。マクタン・セブ国際空港はT1が国内線、T2が国際線。入国審査で聞かれるのは渡航目的・滞在期間・滞在先の3つ。到着ロビーで両替やSIMを急ぐ必要は基本的に無く、そのまま学校のピックアップと合流して寮へ。空港から市街地までは渋滞のない時間帯でおよそ30分から45分です。
そして、合流できないときのために、学校の緊急連絡先と寮の住所を紙で持っておく。ここだけは自分の側の備えです。
なお、ターミナルの割り当てや便の状況は変わることがあります。出発直前に、航空会社の最新の案内をもう一度確認してください。
今日できるアクションも1つだけ。カレンダーを開いて、出発の3日前にeTravelの登録という予定を入れてください。あわせて、自分の航空券に出国便が入っているかを確認する。この2つが片付けば、出発前の3つのうち2つが終わります。
留学FACTORYについて
僕たちが運営する留学FACTORYは、エージェント手数料ゼロで留学をサポートしています。
対応しているのはフィリピンを含む12ヶ国。フィリピン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、マルタ、イギリス、ニュージーランド、アイルランド、フィジー、インドネシア、南アフリカ、カンボジアです。サポート範囲はカウンセリングから留学中、帰国後まで。海外・留学経験が豊富なカウンセラーが対応します。
「初めての海外で、空港で何をすればいいのか分からない」という段階のご相談も歓迎です。行き先が決まっている人は、その学校の案内に沿ってご相談いただけます。
まずは気軽に、記事下のLINE無料相談からどうぞ。
よくある質問
セブ島留学は初めての海外でも大丈夫ですか?
セブ島留学の到着日は、初めての海外でも大丈夫です。理由は、到着日に自分で判断する場面がほとんど無いからです。飛行機を降りて入国審査を通り、荷物を受け取って到着ロビーに出ると、学校のピックアップのスタッフが待っている。そこから寮まで運んでもらう、というのが基本の流れです。自分でルートを調べたり、行き先を英語で説明したりする必要がありません。英語が要るのは入国審査の短い時間だけで、単語レベルで足ります。両替もSIMも、到着日に自分で済ませる必要は基本的にありません。ただし、遅延や行き違いがゼロになるわけではないので、学校の緊急連絡先と寮の住所は紙にも控えておいてください。そして、eTravelの登録・30日以内に出国する航空券の確保・Grabの登録という3つだけは、日本にいるうちに自分で終わらせておく必要があります。
フィリピン留学でeTravelの登録は必要ですか?
フィリピンに入国する人は、eTravelの登録が必要です。eTravelとは、以前の紙の入国カードに相当する申告をウェブ上で先に済ませておく仕組みのこと。到着予定時刻の72時間前から登録でき、費用はかかりません。登録が完了するとQRコードが表示されるので、入国のときにこれを見せます。現地で通信が繋がらない状態でも出せるよう、スクリーンショットで保存するか印刷して紙で持っておくと安心です。見落とされがちなのが、フィリピンを出国するときにも別途あらためて登録が必要だという点。行きの登録が帰りまで有効になるわけではないので、留学が終わって帰国する日にも同じ作業が要ります。本人の情報を本人が申告するものなので、学校やエージェントに代行してもらう性質のものではありません。出発の3日前になったら登録する、とカレンダーに入れておくのが早いです。
フィリピンの入国審査では何を聞かれますか?
フィリピンの入国審査で聞かれるのは、基本的に次の3つです。渡航目的、滞在期間、滞在先。渡航目的は英語の勉強なので「Study English」で足ります。滞在期間は「Four weeks」のように数字で答えればOKです。滞在先は学校名か寮の住所なので、紙かスマホのメモに書いておいて、そのまま見せるのがいちばん確実かなと思います。文章で説明する必要はなく、単語レベルの英語で足ります。聞き取れなかったら聞き返せば問題ありません。想定される質問が3つと分かっていれば、うまく聞き取れなくても内容の当たりが付きます。あわせて、パスポートの残存期間は6ヶ月以上あれば確実なので、申し込みを決めた時点で一度確認しておいてください。ビザなしの観光目的での滞在は最大30日で、30日以内に出国する便の提示を求められる点も押さえておくべきところです。
セブの空港に着いたらまず何をすればいいですか?
マクタン・セブ国際空港に到着して荷物を受け取ったら、やることは基本的にありません。学校のピックアップのスタッフと合流して、そのまま寮へ向かうだけです。両替もSIMも到着日に済ませる必要はなく、両替については翌日のオリエンテーションで案内があります。オリエンテーションでは両替のほか、教材の購入や現地で払う費用の支払いもまとめて扱う学校が多いので、現金の準備は説明を受けながら進められる形ですね。なので到着ロビーでブースを探したり、行列に並んだりしなくて大丈夫です。空港のレートは市内より不利なことが多いため、急いで替えないほうがむしろ得だと思います。例外は、ピックアップを使わず自力で寮まで移動する人。この場合だけは、連絡手段と配車アプリのために到着ロビーでSIMを契約しておくのがおすすめです。ブースのスタッフが登録と初期設定までやってくれますが、パスポートのほか滞在先の住所や復路の航空券の提示を求められることがあるので、すぐ出せるようにしておいてください。
セブの空港から学校の寮まではどう移動しますか?
セブの空港から学校の寮までは、学校のピックアップ(空港送迎)を使うのが基本です。到着した時間帯によって、無料になる場合と追加費用や前泊が必要になる場合があり、条件は学校ごとに違うので入学案内で必ず確認してください。実務のコツは順番で、ピックアップの対象時間を確認してから航空券を取ることです。逆にすると、安い便を取ったあとで対象外だと分かって追加費用が発生します。自力で移動する場合、タクシーは白の一般タクシーと黄色のエアポートタクシーがあり黄色のほうが割高ですが、空港で客待ちしている車は市内まで定額制のことがあり、街なかで拾うときとは料金の仕組みが変わります。初めての海外ならGrabのほうが向いていて、乗る前に目的地と金額が確定するので交渉が発生しません。空港からセブ島側の市街地までは渋滞のない時間帯でおよそ30分から45分、週末や給料日のあとは1時間半ほどかかることもあります。
セブ島に着いた翌日からいきなり授業が始まりますか?
セブ島に着いた翌日からいきなり本格的な授業、という形にはならない学校が多いです。よくある流れは、入寮した翌日の午前にレベルテスト、午後にオリエンテーションと各種手続き(両替、教材の購入、現地で払う費用の支払いなど)、そのあとに授業が始まる、というものです。つまり、環境に慣れるための時間が1日から2日、挟まる構造になっています。レベルテストはクラスの割り振りを決めるためのもので合否はないので、準備せず素の実力で受けてOKです。背伸びして実力より上のクラスに入ると、あとで苦しくなります。ただし指定される入寮日や授業が始まる日は、曜日も含めて学校ごとに違うので、必ず入学案内で確認してください。本格的に授業が回り始めるのは到着の翌日ではなく実質2日目以降、と見積もっておけば初日の緊張はかなり軽くなります。
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