
監修者
木村太一 / 留学FACTORY代表
フィリピンの語学学校へ現地就職。その後、旅系YouTuberとして毎年10カ国を回る。現在は旅系YouTuberの活動と並行して、手数料ゼロの留学エージェント「留学FACTORY」を運営。フィリピン・セブ島を中心に留学をサポート。
留学を考えている社会人
『セブ島留学に行きたいけど、フィリピンって治安が悪いイメージがある。親にも心配されるし、実際どうなんだろう…』
こういった疑問に答えます。
本記事では、フィリピン・セブ島への留学を検討していて、治安の不安から一歩を踏み出せていない社会人・大学生に向けて書いています。
先に結論から。2026年8月上旬時点で、セブ島を含むフィリピンの主要な観光・留学エリアには、日本の基準でいう4段階の危険度のうち、いちばん低い「レベル1(十分注意してください)」が出ています。
ここで注意したいのが、レベル1は「いちばん安全な評価」ではないという点。そもそも危険度が出ていない国も多くあるので、レベル1は「注意喚起の対象になっている国のなかでいちばん低い」という意味です。
なので「安全な国」ではなく「注意して過ごす国」と捉えるのが正確かなと思います。
そのうえで、今日いちばん持ち帰ってほしいのは次の一文です。
治安は「場所」だけでは決まらない。「場面」で決まる。
日本人が巻き込まれやすいのは、次の3つの場面に集中しています。
①持ち物から意識が離れる場面
②その日に知り合った相手と過ごす場面
③お金を出す場面と、夜間の移動
『いやいや、危ないエリアに行かなければいいんでしょ』と思うかもしれません。ただ、被害はショッピングモールの中でも、ジプニー(フィリピンで一般的な乗合の小型バス)の車内でも、空港や飛行機の中でも起きています。つまり「安全とされる場所」でも、場面が揃えば起きるんですよね。
なので、エリアの善し悪しを暗記するだけでは足りません。この3場面のルールを自分で決めておくほうが、実際にはずっと効きます。
とはいえ場所が無関係という意味でもありません。夜に近づかないほうがいい通りは、どの街にもあります。ここは現地の人しか持っていない情報なので、到着したら学校のスタッフに「この辺で夜に歩かないほうがいい場所はどこですか」と必ず聞いてください。ネットで探すより正確です。
費用のほうが気になる方は、当ブログの「フィリピン留学1ヶ月の費用」「フィリピン留学3ヶ月の費用」「フィリピン留学半年の費用」の記事で内訳まで書いています。あわせて読んでみてください。
では順番に見ていきます。
セブ島の危険度はどのくらい? フィリピン国内でも地域ごとに違う
結論から言うと、セブ島には日本の基準でいう4段階の危険度のうち、いちばん低い「レベル1(十分注意してください)」が出ています。この区分が国単位ではなく地域単位で分かれているのがポイントですね。
なおセブ島とは、フィリピン中部のビサヤ地方にある島のこと。語学留学の受け入れが集中しているのは、セブ市とマクタン島のエリアです。
仕組みを説明すると、渡航先の危険度は国や地域ごとに4段階で示されていて、数字が大きいほど危険度が高い、という設計です。繰り返しですが、危険度そのものが出ていない国もあるので、レベル1は最良の評価ではありません。
一方で、同じフィリピンでも南部の一部の島や地域には、これより高い区分が出ています。フィリピンは7,000以上の島からなる国で、区分が高いのはセブ島とは別の島にある地域。留学先として検討するエリアとは別の島で、行こうとしなければ立ち寄らない場所です。
つまり「フィリピンは危ない」というイメージは、この一部地域の情報が国全体の印象になっている面が大きい。
なお区分は情勢に応じて見直されます。ここに書いた内容は2026年8月上旬時点のものなので、渡航前にその時点の区分を必ず自分で確認してください。
とはいえ、ここで安心しきるのも違います。いちばん低い区分の地域であっても、犯罪の発生率は日本と比べれば高いのが実際のところ。日本の感覚のまま過ごすと、日本ではまず起きないトラブルに遭う可能性があります。
日本との違いをひとことで言うと、持ち物を手放していい時間の長さです。日本ではカフェの席にスマホを置いてトイレに行っても、戻ってくることが多いですよね。フィリピンではその前提が成立しません。治安の差は「危ない場所があるかどうか」より、この時間の差として体感されます。
「怖い国だから行かない」でも「大丈夫らしいから何も考えない」でもなく、注意して過ごす国、というのがちょうどいい距離感かなと思います。
セブ島の治安で本当に気をつけるべき3つの場面
セブ島を含むフィリピンで日本人が巻き込まれやすいのは、①持ち物から意識が離れたとき ②その日に知り合った相手と過ごすとき ③ATMを使うときと夜間に移動するとき の3つの場面です。被害の種類としては、スリ・置き引き・ひったくり、そして詐欺や強盗が中心になります。
一覧にするとこうなります。
| 場面 | 起きやすい状況と手口 | 決めておくルール |
|---|---|---|
| ①持ち物から意識が離れたとき | モールの店内、ジプニーの車内、空港や機内、席取りでバッグを置いたとき。バッグを開けてパスポートや財布だけを抜くスリ・置き引き・ひったくり | 貴重品は体の前に抱えられる位置に。パスポートは持ち歩かない。財布はその日使う分と寮に置く分に分ける |
| ②その日に知り合った相手と過ごすとき | 半日以上いっしょに行動したあと、マッチングアプリでの待ち合わせ、観光地での声かけ。睡眠薬強盗、いかさま賭博(仕掛けのある賭け事)、ATMやカジノでの支払い強要 | その日に知り合った相手からの飲食物は口をつけない。ATM・カジノ・個室へは行かない |
| ③ATMを使うときと夜間に移動するとき | 路上に単独で設置されたATMでのスキミング、流しのタクシー、夜の単独移動 | ATMは空港や銀行の屋内を使う。タクシーは店やホテルに呼んでもらう。夜の移動は1人で完結させない |
順に見ていきます。
場面①: 持ち物から意識が離れたとき(スリ・置き引き・ひったくり)
スリ・置き引き・ひったくりが起きるのは、路上だけではありません。
ショッピングモールの中、ジプニーの車内、空港や飛行機の中でも起きています。バッグを開けられて、中からパスポートや財布だけを抜かれる手口です。
ジプニーは決まったルートを走る乗合の小型バスで、料金が安く、留学生も日常的に使います。
『モールの中なら安全でしょ』と思いますよね。でも実際はそうではありません。屋内でも被害が起きるという事実が、「場所ではなく場面」という話のいちばん分かりやすい例です。
共通しているのは、持ち物から意識が離れた瞬間だという点。席取りでバッグを置く、スマホの画面に集中する、荷物棚に入れて座る。この状態が揃うと、場所は関係なくなります。
決めておくルールはシンプルです。
①貴重品はリュックの背中側ではなく、体の前で抱えられる位置に入れる
②パスポートは普段は寮のセーフティボックスに置き、コピーやスマホの画像を携帯する。両替・銀行・国内線など原本が要る日だけ持ち出す
③財布は分ける。その日使う分だけを持ち、残りは寮に置く
いちばん効くのは③の、財布をその日使う分と寮に置く分に分けることです。被害を防ぐことと、被害に遭ったときのダメージを小さくすることは別の話で、後者は自分でコントロールできます。
そのうえで、大前提を1つ。実際にひったくりや強盗に遭ったら、抵抗しないでください。バッグは離す。持ち物より自分の体のほうが大事です。
財布を分けておくのは、この「抵抗せずに渡せる状態」を作るためでもあります。取られても痛手が小さいと分かっていれば、とっさに手が出ません。
場面②: その日に知り合った相手と過ごすとき(睡眠薬強盗・いかさま賭博・支払い強要)
睡眠薬強盗(昏睡強盗)という手口があります。
流れはこうです。まず声をかけてきた相手が、半日以上いっしょに行動して信用させる。そのうえで、睡眠薬を混ぜた食べ物や飲み物をすすめてくる。昏睡している間に所持品を盗まれ、キャッシュカードやクレジットカードを不正に使われる、というものです。
ポイントは「半日以上いっしょにいる」という部分。数分話しただけの相手を警戒するのは誰でもできますが、半日を共に過ごした相手は、もう知らない人ではなくなっているんですよね。そこを狙われます。
同じ流れで、いかさま賭博(仕掛けのある賭け事に誘い込んで金銭を巻き上げる手口)に巻き込まれ、多額の現金やスマートフォンをだまし取られるケースもあります。
さらに、マッチングアプリで待ち合わせた相手や、観光地で声をかけられて意気投合した相手に、ATMまで連れて行かれて現金の引き出しを強要される。カジノでクレジットカードによる多額のチップ購入を強要される。こうした事例もあります。
英語を練習したい留学生にとって、現地の人に話しかけられるのは嬉しい出来事です。その気持ちにつけ込まれる形になります。
決めておくルールは2つでいいかなと思います。
①その日に知り合った相手からすすめられた飲食物は、口をつけない。席を外したあとの自分の飲み物にも戻らない
②その日に知り合った相手とは、ATM・カジノ・個室へは行かない。人と会うなら人目のある店で、時間を決めて切り上げる
相手を疑うのが目的ではなく、判断を毎回しなくて済むように基準を先に決めておく、というだけの話です。その場で「この人は大丈夫かな」と考える設計にすると、半日いっしょにいた時点で判断が甘くなります。
場面③: ATMを使うときと夜間の移動(スキミング・タクシー)
3つ目の場面は、ATMでお金を下ろすときと、タクシーを含む夜間の移動です。リスクの中身は、ATMがスキミング、移動については1人でいる状態そのものになります。
スキミングとは、カード情報を盗み取る装置をATMに取り付けて、暗証番号とカード情報を抜き取る手口のこと。路上に単独で設置されたATMより、空港の中や銀行の中にあるATMのほうが、人目と管理がある分だけリスクは下がります。
両替も考え方は同じです。路上の窓口より、モールや銀行の中にある窓口を使う。そして大金を一度に替えず、その週に使う分だけにしておくと、持ち歩く現金そのものが減ります。
タクシーは、流しの車を拾うのを避けて、店やホテルに呼んでもらうのが基本です。呼んでもらった場合は、店やホテル側にどの車を手配したかが残ります。あとから確認できる相手がいる可能性が上がるという点が、路上で拾う場合との違いですね。配車アプリも、乗車前に行き先と料金が決まって記録も残るので、判断がラクになります。
そして夜間の移動は複数名で行ってください。夜間の単独移動は、お金の話というより、1人でいる状態そのものが被害の条件を揃えてしまうからです。
まとめるとこうなります。
①ATMは屋内。空港や銀行の中にあるものを選ぶ
②タクシーは呼んでもらうか配車アプリ。流しは拾わない
③両替は屋内の窓口で、その週に使う分だけ
④夜の移動は1人で完結させない
女性ひとりのセブ島留学は? 夜の時間帯だけルールを1段上げる
女性の留学生からいちばん多いのが「ひとりで出歩いても大丈夫か」という質問です。
結論としては、昼と夜で分けて考えるのが現実的かなと思います。ここまでの3場面は男女共通で、そこに夜の時間帯だけルールを1段上げる。それだけで、その場で迷う回数が減ります。
①夜の外出は複数名で。帰りの手段を、出かける前に決めておく
②移動は流しのタクシーを拾わず、店に呼んでもらうか配車アプリを使う
③その日に知り合った相手とは、夜に会う約束をしない
『それだと何もできないのでは』と思いますよね。学校やコースにもよりますが、留学中の平日の夜は宿題と復習で埋まることも多いです。とはいえ出歩く前提でルールを決めておくほうが安全かなと思います。
もう1つ、女性の場合は住む環境そのものが効いてきます。次の章で確認項目をまとめます。
セブ島留学では、語学学校の寮の警備体制と門限を比較項目に入れる
セブ島留学の治安対策では、個人のルールと同じくらい住む環境が効きます。語学学校の寮は警備体制や門限のルールが学校ごとに違うので、授業の質や料金と並べて比較してください。
具体的に違うのは、警備員が常駐しているか、防犯カメラがどこに設置されているか、門限が何時か、外泊のルールはどうなっているか、といった点です。この設計は各校の判断なので、パンフレットの写真からは分かりません。
『でも学校選びって、授業の質と料金で決めるものじゃないの』と思いますよね。もちろんそこが中心です。ただ、留学中は1日の大半を学校と寮で過ごします。つまり生活時間のほとんどが、学校と寮の環境で決まります。
なので、見積もりを取る段階で次の4点を必ず聞いてみてください。
①寮に警備員は常駐しているか。時間帯はどうか
②防犯カメラはどこに設置されているか
③門限は何時か。外泊のルールはあるか
④学校から街の中心部までの移動手段は何か
門限を「厳しそうで嫌だな」と受け取る人もいますが、見方を変えると、夜に1人で移動する場面そのものを仕組みで減らしてくれている設計とも言えます。
学校ごとに答えが違う項目なので、比較表の1行として持っておくと選びやすいですよ。
見落とされやすいのは、蚊が媒介するデング熱と医療費の備え
治安対策は犯罪に意識が向きますが、後回しになりやすいのが体調面です。用意しておくものは2つで、虫除けと海外旅行保険。どちらも渡航前に準備できます。
デング熱とは、蚊に刺されることで感染する病気のこと。対策は2つで、虫除けを使うことと、肌の露出を控えることです。
ここで1つ勘違いしやすいのが時間帯。デング熱を運ぶ蚊は日中に刺してきます。夜だけ気をつけても意味がないので、日中の外出時にも虫除けを塗ってください。長袖を1枚持っていくのも効きます。
デング熱は相手の悪意ではなく蚊が原因なので、警戒心ではなく道具で防ぐほうが現実的ですね。
なお高熱が出たときは、自己判断で市販の解熱鎮痛薬を飲まずに、まず病院へ行ってください。
あわせて、海外旅行保険は必ず出発前に加入しておくべし。治療費の心配をせずに病院へ行ける状態にしておくことが、いちばん現実的な備えです。
フィリピンの緊急連絡先は、渡航前にスマホへ入れておく
フィリピンの緊急通報番号は911です。警察・消防・救急に対応しています。
ただし日本語対応ではないので、通報は英語になります。慌てている状況で英語が出るかは別問題なので、「場所」「何が起きたか」だけは英語で言えるように準備しておくと違います。
またセブ市内には、日本の総領事館があります。パスポートを紛失したときなど、公的な手続きが必要な場面で頼ることになる窓口です。
渡航前にやっておくことは1つで、緊急通報番号911と、セブ市内にある日本の総領事館の公式連絡先を調べて、スマホの連絡先に登録しておくことです。必要になる場面は、たいてい調べる余裕がないときなので。
親や家族に反対されたときの説明材料
親世代にとってフィリピンは、ニュースで見た一部地域の印象が、そのまま国全体のイメージになっていることが多いです。
なので「大丈夫だよ」と言い切るより、次の3点を順番に見せるほうが早いです。
①留学するエリアと、危険度の区分が高い地域は別の場所だという前提
②被害が集中する3場面と、それぞれに自分で決めたルール
③寮の警備体制と門限、そして緊急連絡先を登録済みであること
要するに「知らないから怖い」を「準備の一覧」に置き換える作業です。
セブ島留学の治安対策、今日からできる3ステップ
①財布を2つに分ける。その日使う分と、寮に置く分。これは日本にいるうちに準備できます
②3場面のルールを書き出してスマホのメモに入れる。持ち物・知り合ったばかりの相手・お金と移動の3つだけでOKです
③検討中の学校に、寮の警備体制と門限を質問する。回答の具体性そのものが、学校を比較する材料になります
治安の不安は、漠然としているうちがいちばん重い。持ち物・知り合ったばかりの相手・お金と移動の3場面まで分解してしまえば、あとは準備の話になります。
セブ島留学の学校選びで迷ったら
僕たちが運営する留学FACTORYは、エージェント手数料ゼロで留学をサポートしています。寮の環境や門限など、何を確認しておけばいいのかを一緒に整理して、学校選びの相談に乗ります。
フィリピンを含む12ヶ国に対応していて、カウンセリングから留学中、帰国後までサポートする体制です。治安の面で不安が残っていて誰かに整理してほしい方や、条件に合う学校を絞り込みたい方は、記事下のLINE無料相談からどうぞ。
よくある質問
フィリピン・セブ島の治安は実際のところ悪いですか?
結論から言うと、「危険な街」ではなく「注意して過ごす街」です。2026年8月上旬時点で、セブ島を含むフィリピンの主要な観光・留学エリアには、日本の基準でいう4段階の危険度のうち、いちばん低いレベル1(十分注意してください)が出ています。ただし危険度そのものが出ていない国も多くあるので、レベル1は「いちばん安全な評価」ではなく「注意喚起の対象のなかでいちばん低い」という意味です。同じフィリピンでも南部の一部の島や地域にはより高い区分が出ていますが、それはセブ島とは別の島にある地域です。「フィリピンは危ない」というイメージは、この一部地域の情報が国全体の印象になっている面があります。ただし、いちばん低い区分の地域でも犯罪の発生率は日本より高く、日本人が巻き込まれやすいのはスリ・置き引き・ひったくり、そして詐欺や強盗です。区分は情勢に応じて見直されるので、渡航前にその時点の区分を必ず自分で確認してください。
セブ島留学で日本人が被害に遭いやすいのはどんなときですか?
3つの場面に集中しています。①持ち物から意識が離れたとき(スリ・置き引き・ひったくり) ②その日に知り合った相手と過ごすとき(睡眠薬強盗・いかさま賭博・支払い強要) ③ATMを使うときと夜間に移動するとき(スキミング・タクシー)です。注意したいのは、①の被害が路上だけでなくショッピングモールの中、ジプニー(乗合の小型バス)の車内、空港や飛行機の中でも起きていること。つまり「安全とされる場所」でも、場面が揃えば起きます。エリアの善し悪しを暗記するだけでは足りず、この3場面それぞれに自分のルールを決めておくことが効果的です。あわせて、夜に近づかないほうがいい通りは到着後に学校のスタッフへ直接聞いてください。なお実際にひったくりや強盗に遭ったときは、抵抗せずにバッグを離すのが原則です。
フィリピンの睡眠薬強盗とはどういう手口ですか?
声をかけてきた相手が半日以上いっしょに行動して信用させたうえで、睡眠薬を混ぜた食べ物や飲み物をすすめてくる手口です。昏睡している間に所持品を盗まれ、キャッシュカードやクレジットカードを不正に使われます。同じ流れで、いかさま賭博に巻き込まれて多額の現金やスマートフォンをだまし取られるケースもあります。またマッチングアプリで待ち合わせた相手や観光地で声をかけられた相手に、ATMまで連れて行かれて現金の引き出しを強要される、カジノでクレジットカードによる多額のチップ購入を強要されるといった事例もあります。対策は、その日に知り合った相手からすすめられた飲食物には口をつけない、その相手とATMやカジノには行かない、という基準を先に決めておくことです。
セブ島でATMやタクシーを使うときの注意点はありますか?
ATMはスキミングに注意してください。スキミングとは、カード情報を盗み取る装置をATMに取り付けて暗証番号とカード情報を抜き取る手口のことです。路上に単独で設置されたATMより、空港の中や銀行の中にあるATMのほうが、人目と管理がある分だけリスクは下がります。両替も同じ考え方で、屋内の窓口を使い、その週に使う分だけにしておくと持ち歩く現金が減ります。タクシーは流しの車を拾うのを避けて、店やホテルに呼んでもらうのが基本です。店やホテルに手配してもらった車は、あとから確認できる相手がいるという点が、路上で拾う場合との違いです。配車アプリも乗車前に行き先と料金が決まって記録が残るので選択肢になります。また移動は複数名が基本で、特に夜間は1人で完結させない予定の組み方にしておくと安心です。
セブ島留学は女性ひとりでも大丈夫ですか?
女性ひとりでのセブ島留学は珍しくありませんが、「安全だから平気」ではなく「1人になる場面を減らす前提で組む」と考えるのが現実的です。押さえるのは3つ。①寮の警備体制と門限を学校選びの段階で確認する(警備員の常駐時間、防犯カメラの位置、門限と外泊のルール、街の中心部までの移動手段の4点) ②夜の移動を1人で完結させない。タクシーは流しを拾わず、店やホテルに呼んでもらうか配車アプリを使う ③その日に知り合った相手とは、ATM・カジノ・個室へ行かない。語学留学は1日の大半が学校と寮で完結するので、生活環境を学校選びの比較項目に入れておくと、1人になる時間そのものを減らせます。
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