
監修者
木村太一 / 留学FACTORY代表
フィリピンの語学学校へ現地就職。その後、旅系YouTuberとして毎年10カ国を回る。現在は旅系YouTuberの活動と並行して、手数料ゼロの留学エージェント「留学FACTORY」を運営。フィリピン・セブ島を中心に留学をサポート。
留学を考えている社会人
『フィリピン留学が安いのは分かったけど、ご飯とか部屋とかネットって実際どうなんだろう。相部屋で1ヶ月も耐えられる気がしないし、オンライン会議もあるし…』
こういった疑問に答えます。
本記事では、セブ島を中心としたフィリピン留学を検討していて、費用は調べたものの現地の生活がイメージできず踏み出せていない社会人・大学生に向けて書いています。
先に結論から。フィリピン留学の生活は、学校の中でほぼ完結する構造になっています。食事・寝る場所・洗濯・Wi-Fiが、学校に払う料金のなかにまとめて入っているからです。だから安く済むし、生活の手間も少ない。
ただ、裏返しもあります。生活の質は、ほぼ学校選びで決まる。自分で部屋を借りて自炊する留学と違って、あとから選び直すのが難しいんですよね。
今日いちばん持ち帰ってほしいのは、この一文です。
フィリピン留学の生活は、家探しではなく学校選びで決まる。
そのうえで、多くの人が不安に感じるのは次の4つかなと思います。
①ご飯が口に合うか、お腹を壊さないか
②相部屋で耐えられるか
③リモートワークやオンライン会議ができるネットか
④停電や断水で生活が崩れないか
この4つを順番に潰していきます。
なお記事内の金額は1ペソ≒2.6円(2026年8月上旬時点)で換算しています。為替は変動するので、最新のレートで確認してください。総額のほうが気になる方は、当ブログのフィリピン留学の費用の記事もあわせてどうぞ。治安については別記事で場面別にまとめているので、そちらを参考にどうぞ。
では見ていきます。
フィリピン留学の生活が「学校の中で完結する」理由
セブ島の語学学校の多くは、校舎と寮が同じ建物か、同じ敷地内にあります。オフィス・教室・食堂・自習室がひとつの施設に入っていることも多い。
セブ島留学の1日のスケジュール(平日の基本形)
朝起きて食堂で朝食を食べ、エレベーターか階段で教室へ行き、昼は食堂に戻り、夜も食堂で夕食。洗濯物は決まった曜日に出すだけ。これが平日の基本形です。
通学時間はゼロ。家賃の交渉も、家具の購入も、光熱費の契約もありません。欧米留学のようにホームステイ先を探したり、シェアハウスを内見したりという工程が、まるごと存在しないわけです。
『いやいや、それだと生活の自由がないでしょ』と思いますよね。実際、門限がある学校もあります。とはいえ、短期留学で成果を出したい社会人にとっては、生活の意思決定を減らせるのは効率のよさとして働きます。
費用面でも同じ構造が効きます。食費・住居費・通信費・洗濯代が学校への支払いにまとまるので、現地で自由に使うお金以外は渡航前にほぼ確定するんですよね。だからこそ、以下で見ていく食事のパターン、部屋のタイプ、洗濯の頻度、Wi-Fiの届き方は、どれも学校ごとに違う比較項目になります。
セブ島留学の食事: 1日3食が学校で出るのが基本
結論から言うと、寮に入るなら食事は自分で用意しません。1日3食が学校から提供されるのが主流です。提供時間の目安は朝が7時台、昼が12時前後、夕方が18時ごろ。ビュッフェ形式が多いので、量は自分で調整できます。
味については、日本人留学生が多い環境に合わせて調整されていることが多く、ローカル料理そのままが毎食出てくるイメージとは少し違います。とはいえ、ずっと同じ味付けに感じる時期はきます。そこは日本から調味料を1本持っていくだけでかなり違いますよ。セブ市内には日本食のレストランもあり、モールのスーパーで日本の食材や調味料が手に入ることもあります。日本の味が完全に断たれる環境ではないので、そこは安心してもらってOKです。
「3食付き」の中身は学校ごとに違う
ここは申込前に必ず確認してほしいポイントです。同じ「3食付き」でも中身が違います。
①毎日3食を出す学校
②平日は3食、土日は1〜2食という学校
③ホテルタイプの寮で朝食のみという学校
同じ学校でも選んだ寮のプランで変わります。ホテルタイプの寮を選ぶと朝食だけになるケースもあるので、「学校名」ではなく「選んだ寮のプラン」で決まると考えるのが正確です。
土日の食事が付かないなら、その分の外食費を予算に入れておく必要があります。1食あたりの目安は次の項目で見ていきます。
食事の回数は学校ごとに違い、変更されることもあります。申込前に必ず最新の条件を確認してください。
セブ島の外食の相場: どこで食べるかで倍以上変わる
結論から言うと、外食は1食50〜1,000ペソ(約130〜2,600円)と幅が広く、ローカル食堂かモール・リゾートかで倍以上変わります。
以下は1人あたり1食の目安です(2026年8月上旬時点のセブ島 / 円換算は1ペソ≒2.6円)。
①ローカル食堂: 1食 50〜200ペソ(約130〜520円)。店とボリュームで幅が大きい
②ファストフード: 1食 100〜200ペソ(約260〜520円)
③モール内のカフェやチェーン店: 1人 200〜400ペソ(約520〜1,040円)
④リゾート内のレストラン: 1皿 400〜1,000ペソ(約1,040〜2,600円)
④のリゾート内は日本と同水準です。「フィリピンだから何でも安い」ではなく、どこで食べるかで変わると考えてください。週末の外食を毎回モール内のカフェにするか、ローカル食堂を混ぜるかで、1ヶ月分では数千円単位の差になります。
学校の料金以外にかかる生活費は5つだけ
生活費と聞くと総額が気になると思いますが、フィリピン留学で見るべきは「学校に払った後に、自分の財布から出ていくもの」だけです。内訳は外食費・飲み水・通信費・洗濯・日用品の5つ。それぞれの目安はこの記事の該当箇所で触れていきます。
つまり生活費は、物価そのものよりも「選んだプランに何が付いているか」で決まります。3食付きで洗濯も込みの内部寮なら、現地で自由に使うお金はかなり小さくできますよ。
セブ島の水道水は飲めない。飲み水は買う、氷は口にしない
食事より重要なのが、ここです。お腹を壊す原因は、料理よりも水にあることが多いです。
フィリピンの水道水と生水は、飲用に適しません。飲み水は信頼できるメーカーのミネラルウォーターを使ってください。
現地で多い健康トラブルとして知られているのが、細菌やウイルスに汚染された飲食物による食中毒です。腹痛・嘔吐・下痢が中心で、発熱や血便を伴うこともあります。汚染された水や食べ物を経由した腸チフス(汚染された水や食べ物から感染する腸の感染症)への注意も必要です。
具体的に気をつけるのは次の5点。
①氷は避ける。水道水から作られている可能性がある
②歯磨きもボトルの水か消毒済みの水で行う
③未加熱の肉・魚・貝・卵・生野菜は避け、加熱したものを選ぶ
④果物は自分で皮を剥いたものを食べる
⑤飲み水はミネラルウォーターに固定する
『氷までダメなの』と思いますよね。ここが一番見落とされます。せっかく加熱した料理を選んでも、飲み物の氷で台無しになるケースがあるので、外食のときはアイスドリンクを頼むかどうかを最初に決めておくとラクです。
コストの話もしておきます。セブ島のスーパーやコンビニでの目安は、ミネラルウォーター500mlが10〜15ペソ(約26〜39円)、ウォーターディスペンサー(ボトルを差して冷水と温水を出す給水機)用の約19L(5ガロン)の水が、容器を持参して詰め替える形で20〜40ペソ(約52〜104円)です(2026年8月上旬時点)。学校や寮にディスペンサーが置かれているのが一般的なので、これを使うのがいちばん安く済みます。
つまり水の対策は、費用の問題ではなく習慣の問題です。到着初日に「口に入れる水はボトルかディスペンサーだけ」と決めてしまえば終わります。
なお、セブ島はマラリアの流行地ではありません。ただし蚊が媒介する感染症としてデング熱があります。デング熱を運ぶ蚊は日中に活動するので、虫除けスプレーは昼も使うのが基本です。かゆみ止めもあわせて持っていくと安心です。高熱が続くときは自己判断で市販薬を飲まず、現地の病院を受診してください。
体調を崩したときの備えとしては、海外旅行保険に入っておくべし。日本の健康保険証を現地の病院の窓口でそのまま使うことはできないので、加入しておくと自己負担を抑えて受診できます。補償の範囲や上限は商品によって違うので、内容は契約前に確認してください。
フィリピン留学の寮: セブ島で費用が動くレバーは「部屋の人数」
結論から言うと、寮で費用を左右するのは部屋のグレードよりも部屋の人数です。部屋タイプは1人部屋・2人部屋・3〜4人部屋・6人ドミトリー(1部屋を6人で使う相部屋のこと)が主流になります。
いちばん大事な仕組みを先に。同じ学校・同じ期間・同じコースで比べた場合、相部屋は人数が多いほど1人あたりの滞在費が安くなります。部屋のコストを人数で割る構造なので、1人部屋が最も高く、6人部屋が最も安い。ただし学校をまたいで比べると、立地や設備の差でこの順番が入れ替わることもあります。
要するに、留学費用を調整するレバーは部屋の人数です。期間を削るより先に、ここを動かすほうが学習量を落とさずに済みます。
選択肢の幅は学校によってかなり違います。1人部屋から6人部屋まで揃っている学校もあれば、3人部屋までの学校もある。ホテルタイプの寮や外部寮(学校の敷地外にある提携先の寮)を選べる学校もあります。僕たちが契約している3D ACADEMY・EV ACADEMY・CIAでも、部屋タイプの刻み方はそれぞれ違います。
選択肢の幅は学校ごとに違うので、「安く抑えたいから多人数部屋がある学校」「集中したいから1人部屋がある学校」という順で絞るのが現実的かなと思います。
内部寮・ホテル寮・コンドミニアムの違い
住む場所のタイプは大きく3つに分かれます。
| 住まいのタイプ | 標準の設備・サービス | 費用と自由度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①内部寮(学校の敷地内) | ベッド・椅子・シャワー・エアコン・クローゼットが標準。3食付きが多い | 通学時間ゼロ、セキュリティが固く費用も抑えられる | 短期で初めての留学 |
| ②ホテル寮 | ホテル品質の清潔感と設備。リネン交換・ルームクリーニング・24時間セキュリティが標準。プールやジムが付く場合もある | 快適さは高い | 親子留学、快適さを重視する社会人 |
| ③コンドミニアム | キッチン・洗濯機・リビング付き | 自由度が高く、門限なしの学校も多い。自炊できる | 中長期で独立志向 |
使い分けの目安はシンプルです。短期で初めての留学なら内部寮。中長期で自炊もしたい、門限なしがよいならコンドミニアム。親子留学や、社会人で快適さを重視するならホテル寮。
室内の標準設備は、エアコン、温水シャワー、Wi-Fi、鍵付きクローゼットやセーフティボックス。机と冷蔵庫は学校や部屋タイプによって有無が変わります。
寮のルールで事前に聞いておきたいのは門限です。内部寮は門限がある学校が多く、コンドミニアムなどの外部寮は門限なしの学校も多い。夜に出歩く予定があるかどうかで、住む場所のタイプが変わってきます。
洗濯は「回す」のではなく「預ける」
ここは日本の感覚とかなり違う部分です。
フィリピンの語学学校では、自分で洗濯機を回すのではなく、ランドリーサービスに預ける方式が一般的です。頻度は週2〜3回で、提出日が決まっていて、預けてから1〜2日で畳んだ状態で返ってきます。
料金体系は学校差があり、無料の学校、重量課金の学校、月額制の学校があります。洗濯の回数や提出日の決め方、清掃と寝具交換の頻度も学校ごとに決まっていて、運用は変更されることもあります。申込前に確認してください。
つまり、洗濯を自分のペースでやる前提の持ち物計画だと足りません。提出が週2回なら、着替えは最低でも4〜5日分あると安心です。
清掃は週1〜2回、シーツ交換は週1回から2週に1回が目安。そしてシャンプー・リンス・ティッシュ・トイレットペーパーなどの消耗品は、基本的に自分で用意します。現地のスーパーで買えるので、日本から大量に持っていく必要はありません。
街のランドリーショップを使う場合の相場は、洗濯物1kgあたり30〜35ペソ(約78〜91円)です。ただし最低3kgからの店が多いので、1回あたりは3kg分からと見ておいてください。急ぎ仕上げには割増料金がかかります(2026年8月上旬時点)。
相部屋が不安な人はどう考えるか
『そもそも他人と同室で寝られる自信がない』という声はかなり多いです。結論から言うと、打ち手は2つです。
1つは、耳栓とアイマスクを持っていくこと。相部屋の不満は「気が合わない」よりも生活リズムのズレから来ることが多いので、道具でかなり緩和できます。
もう1つは、最初から1人部屋にすること。滞在費は上がりますが、社会人の短期留学なら、睡眠の質は勉強のしやすさにそのまま響いてきます。ここはケチらない判断もあってよいかなと思います。
フィリピン留学のネット環境: 学校のWi-Fi+現地SIMの二段構えが現実的
リモートワークやオンライン会議を予定している方にとって、ここがいちばんの関心事だと思います。
数字の話を先に。2026年8月上旬時点の目安として、フィリピン全国の固定回線の平均はダウンロード100Mbps台、モバイルの平均は40Mbps台です。セブ市の固定回線の平均はダウンロード120Mbps台。いずれも国や都市の平均値で、学校や寮での実測値ではありません。計測方法によってばらつきもあります。通信環境は年単位で変わるので、渡航時点の情報もあわせて確認してください。
要するに、以前ほど極端に遅い国ではなくなってきています。ただし体感は「どの回線に繋ぐか」で決まります。
というのも、学校のWi-Fiは共有回線です。利用者が集中する時間帯には速度が落ちます。寮の部屋まで電波が届かず、共有スペース限定という学校もある。さらに天候や時間帯で変動します。
平均値がそこそこでも、自分が使いたい時間に自分の部屋で速いかどうかは別問題、ということですね。
そこで現実的なのが、現地SIMやeSIM(スマホ本体に内蔵されたSIM。カードを差し替えず、オンラインの手続きだけで現地の回線を追加できる仕組み)の併用です。目安はこのくらいです(プリペイドのデータプラン / 2026年8月上旬時点 / 円換算は1ペソ≒2.6円)。
①20GB/15日で約500ペソ(約1,300円)
②50GB/30日で約1,000ペソ(約2,600円)
③80GB/30日で約1,500ペソ(約3,900円)程度
国内通話・SMS付きが基本です。体感に翻訳すると、1ヶ月あたり2,000〜4,000円台がデータ通信の目安です。使い方によって前後します。価格改定は頻繁なので、渡航時点のプランを確認してください。
オンライン会議や動画配信の予定がある人は、学校のWi-Fiだけに頼らず二重化しておくべし。会議の直前に「今日は遅い」と分かっても代替手段がない状態は、けっこうきついです。逆に、テザリング(スマホの通信回線をPCに共有して使う機能)ができるSIMが手元にあれば、停電でWi-Fiが落ちたときの保険にもなります。
学校に確認しておくべきは2点。寮の部屋までWi-Fiが届くか、そして混雑する時間帯があるかです。
セブ島の電気: 電圧220Vと、日常的に起きる停電
生活が崩れる不安の中身は、たいていここです。結論から言うと、押さえるのは2つだけ。停電は日常的に起きるものとして備えること、そして持っていく家電の電圧表記を出発前に確認することです。
電圧は220V。変圧器が必要な家電と、不要な家電
フィリピンの電源は220V / 60Hzです。日本は100V / 50〜60Hzなので、電圧が日本の2倍以上あります。
プラグ形状はAタイプ(日本と同じ)またはCタイプ。Aタイプなら日本のプラグはそのまま差せます。
ただし、差せることと使えることは別です。
充電器の裏に「INPUT: 100-240V」と書いてあれば変圧器は不要。スマホ・PC・カメラの充電器はほぼこれに該当します。
一方で、100V専用のドライヤー・ヘアアイロン・電気ケトルは、そのまま挿すと故障や発火のリスクがあります。変圧器(現地の220Vを日本の家電に合う電圧まで下げる機器)を使う場合は、その家電の消費電力(W)に対応した容量のものが必要です。ドライヤーやケトルは消費電力が大きいので、旅行用の小型変圧器では容量が足りません。
やることは1つで、持っていく家電の表記を出発前に全部確認すればOKです。100V専用のものは、現地の220V対応品を買うか、置いていくのが無難です。
セブ島の停電は日常的に起きる。断水も連動する
セブ島の停電は日本より頻繁に起きます。全域が落ちる大規模なものは現地でブラックアウト、範囲の限られたものはブラウンアウトと呼ばれます。数十分で復旧することもあれば数時間かかることもあり、地域や時期によっては1日に複数回のこともあります。
種類は3つ。
①計画停電: 送電網の修理や工事によるもの。事前告知あり
②突発停電: 落雷・強風・事故などで予告なし
③台風時の大規模停電: 復旧に数日かかる場合もある
原因は自然災害だけでなく、送電設備の老朽化やメンテナンスもあります。雨季や台風シーズンには頻度が上がり、断水も連動して起きることが多いので、セットで考えてください。
対策はシンプルです。
①モバイルバッテリーを常に充電しておく
②明かりを確保する。スマホのライトでも十分
③飲料水を部屋に常備する
そして学校選びの段階で聞いておきたいのが、停電時に自家発電があるかどうか。ここが授業と生活の継続性に直結します。自家発電がある学校なら、停電中も照明やエアコンが維持されることが多く、Wi-Fiまでカバーされる場合もあります。どこまで電源が回るかは学校の設備によるので、そこも一緒に聞いておくと確実です。
『停電が普通に起きる国で勉強できるの』と思いますよね。ただ、現地では停電が前提として織り込まれています。慌てるのは日本の感覚のままでいるときだけで、モバイルバッテリーと水を用意しておけば、困る場面はかなり減ります。
セブ島の気候と服装: 暑いのは外、寒いのは中
結論から言うと、荷物に羽織れる長袖を1枚入れれば足ります。暑いのは外で、寒いのは冷房の効いた室内です。
セブ島(セブ市周辺)の平年の目安は、年平均気温が26〜27℃。日中は30℃を超える日が多く、朝晩でも25℃前後までしか下がりません。
季節は2つに分かれます。乾季が12月〜5月で、12〜2月が最も過ごしやすく、3〜5月が最も暑い。雨季が6月〜11月です。雨季は朝晩に気温が下がって肌寒く感じることがあります。
服装で一番伝えたいのはここ。モール・ホテル・教室の冷房が非常に強いので、羽織れる長袖が実質必須です。カーディガンかパーカーを1枚入れてください。
覚え方はシンプルで、暑いのは外、寒いのは中。半袖だけで来ると、教室で1日中冷房に当たることになるので、体調を崩しやすくなります。
フィリピン留学の生活で失敗しないために、申込前に学校へ確認すべき5項目
ここまでの内容を、そのまま質問リストにしておきます。生活の質は学校選びでほぼ決まるので、この5つだけは見積もりの段階で聞いてください。
①食事は毎日3食か、平日だけか。土日はどうなるか
②部屋タイプの選択肢は何があるか。人数で費用がどう動くか
③洗濯と清掃の頻度はどのくらいか。有料か無料か
④寮の部屋までWi-Fiが届くか。混雑する時間帯はあるか
⑤停電時に自家発電があるか
この5つは、パンフレットの写真からは読み取れない項目です。そして回答の具体性そのものが、学校とエージェントを比較する材料になります。
繰り返しですが、3校の運用は変更されることがあります。だからこそ「この記事に書いてあったから大丈夫」ではなく、申込前に自分で確認するのが正解です。
セブ島留学の学校選びで迷ったら
僕たちが運営する留学FACTORYは、エージェント手数料ゼロで留学をサポートしています。食事のパターン、部屋タイプの選択肢、洗濯の頻度、Wi-Fiと停電への備えといった生活面の条件を整理しながら、学校選びの相談に乗ります。
フィリピンを含む12ヶ国に対応していて、カウンセリングから留学中、帰国後までサポートする体制です。リモートワークを続けながら留学したい方、相部屋が不安で部屋タイプを迷っている方は、記事下のLINE無料相談からどうぞ。
よくある質問
フィリピン留学の食事は日本人の口に合いますか?お腹を壊しませんか?
結論として、味の心配よりも水の管理のほうが重要です。学校の寮では1日3食の提供が主流で、ビュッフェ形式が多いため量は自分で調整できます。提供時間の目安は朝7時台・昼12時前後・夕18時ごろです。味については、日本人留学生が多い環境に合わせて調整されていることが多く、極端に食べられないという状況は起こりにくいと考えてよいかなと思います。それより注意が必要なのは水です。フィリピンの水道水と生水は飲用に適しません。現地で多い健康トラブルのひとつが細菌やウイルスに汚染された飲食物による食中毒で、腹痛・嘔吐・下痢が中心、発熱や血便を伴うこともあります。汚染された水や食べ物を経由した腸チフスへの注意も必要です。飲み水は信頼できるメーカーのミネラルウォーターにし、氷は水道水から作られている可能性があるので避け、歯磨きもボトルの水か消毒済みの水で行ってください。未加熱の肉・魚・貝・卵・生野菜は避けて加熱したものを選び、果物は自分で皮を剥くのが基本です。
セブ島留学の寮は相部屋しか選べないのですか?1人部屋にすると高くなりますか?
1人部屋も選べます。部屋タイプは1人部屋・2人部屋・3〜4人部屋・6人ドミトリーが主流で、選択肢の幅は学校ごとに違います。費用の仕組みとしては、同じ学校・同じ期間・同じコースで比べた場合、部屋のコストを人数で割る構造なので、相部屋は人数が多いほど1人あたりの滞在費が安くなり、1人部屋が最も高くなります。つまり留学費用を調整するレバーは部屋の人数です。ただし学校をまたいで比べると、立地や設備の差でこの順番が入れ替わることもあります。相部屋が不安なら耳栓とアイマスクを持っていくだけでも変わりますが、睡眠の質を優先して1人部屋にする判断も現実的です。なお部屋タイプの選択肢や設備は学校ごとに違い、変更されることもあるので、申込前に必ず確認してください。
フィリピン留学中にリモートワークやオンライン会議はできますか?
条件を整えれば可能です。2026年8月上旬時点の目安として、フィリピン全国の固定回線の平均はダウンロード100Mbps台、モバイルの平均は40Mbps台で、セブ市の固定回線の平均は120Mbps台。いずれも国や都市の平均値で、学校や寮での実測値ではありません。以前ほど極端に遅い国ではなくなってきていますが、体感はどの回線に繋ぐかで決まります。学校のWi-Fiは共有回線なので利用者が集中する時間帯には速度が落ち、寮の部屋まで電波が届かず共有スペース限定という学校もあり、天候や時間帯でも変動します。そのため現地SIMやeSIMを併用して二段構えにするのが現実的です。目安は20GB/15日で約500ペソ(約1,300円)、50GB/30日で約1,000ペソ(約2,600円)、80GB/30日で約1,500ペソ(約3,900円)程度で、1ヶ月あたり2,000〜4,000円台がデータ通信の目安になります(円換算は1ペソ≒2.6円 / 2026年8月上旬時点。為替とプラン価格はどちらも変動します)。学校には、寮の部屋までWi-Fiが届くかと、混雑する時間帯があるかを事前に確認してください。
セブ島は停電が多いと聞きますが、生活や授業に支障は出ませんか?
停電は日常的に起きます。全域が落ちるブラックアウトと一部地域のブラウンアウトがあり、数十分で復旧することもあれば数時間かかることもあり、1日に何度も起きるケースもあります。種類は3つで、事前告知のある計画停電、落雷や強風や事故による突発停電、そして復旧に数日かかる場合もある台風時の大規模停電です。原因は自然災害だけでなく送電設備の老朽化やメンテナンス、突発的なトラブルもあり、雨季や台風シーズンには頻度が上がります。断水も停電と連動して起きることが多いです。対策はモバイルバッテリーを常に充電しておくこと、明かりを確保すること、飲料水を部屋に常備することの3つ。あわせて、検討中の学校に自家発電があるかを確認してください。自家発電がある学校では、停電中も照明などの最低限の電源が維持されることが多いです。ただしエアコンやWi-Fiまでカバーされるかは学校の設備によるので、どこまで電源が回るかを個別に確認してください。
フィリピン留学に変圧器は必要ですか?持ち物で気をつけることはありますか?
機器によります。フィリピンの電源は220V / 60Hzで、日本の100V / 50〜60Hzに対して電圧が2倍以上あります。プラグ形状はAタイプ(日本と同じ)またはCタイプなので、Aタイプなら日本のプラグはそのまま差せます。ただし差せることと使えることは別です。充電器の裏に「INPUT: 100-240V」と書いてあれば変圧器は不要で、スマホ・PC・カメラの充電器はほぼ該当します。一方で100V専用のドライヤー・ヘアアイロン・電気ケトルは変圧器が必要で、無しで挿すと故障や発火のリスクがあります。出発前に持っていく家電の表記を全部確認し、100V専用のものは現地の220V対応品を買うか置いていくのが無難です。持ち物では他に、洗濯の提出が週2回の学校なら着替えを4〜5日分、シャンプーやトイレットペーパーなどの消耗品は自分で用意すること(現地のスーパーで買えます)、そして冷房が非常に強いので羽織れる長袖を1枚、を押さえておいてください。
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