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フィリピン留学3ヶ月の費用は約65万〜110万円【セブ島2026年版】

監修者 木村太一(留学FACTORY代表)

監修者

木村太一 / 留学FACTORY代表

フィリピンの語学学校へ現地就職。その後、旅系YouTuberとして毎年10カ国を回る。現在は旅系YouTuberの活動と並行して、手数料ゼロの留学エージェント「留学FACTORY」を運営。フィリピン・セブ島を中心に留学をサポート。

悩む留学を考えている社会人のイラスト留学を考えている社会人

『フィリピン留学を3ヶ月やりたい。費用は1ヶ月の3倍で見ておけばいいのかな…』

こういった疑問に答えます。

本記事では、フィリピン・セブ島への留学を3ヶ月(12週間)で検討している社会人・大学生に向けて書いています。

先に結論から。3ヶ月留学の総額は約65万〜110万円が目安です。前提は、12週間・食事付きの学校・相部屋から1人部屋・往復航空券・海外旅行保険・現地で払う手続き費用・現地での生活費まですべて含んだ金額です。部屋タイプを相部屋にすれば下限側、1人部屋にすれば上限側に寄ります。

そして今日いちばん持ち帰ってほしいのは、金額そのものより構造の話です。

3ヶ月留学は、1ヶ月留学と比べて手続きの階段が2段上がります。上がるのはこの2つ。

①観光ビザの延長が計2回必要になる
②ACR I-Card(外国人登録証)の取得が必要になる

1ヶ月(30日以内)の留学なら、どちらもゼロです。つまり3ヶ月は「学校費用が3倍になる」という話ではなく、現地で払う手続き費用の構造そのものが変わるんですよね。

しかもACR I-Cardは、自分で入国管理局に出向く必要があります。増えるのはお金だけではない、ということです。

ここを知らずに予算を組むと、現地で数万円の想定外が出ることがあります。では順番に見ていきます。

前提: 3ヶ月は「12週間=84日」で考える

語学学校の料金は週単位の設定なので、本記事では3ヶ月留学=12週間として計算します。日数にすると84日です。

この84日が、あとで出てくる滞在ルールに直結します。「なんとなく3ヶ月」ではなく「84日の滞在」と捉えると、必要な手続きが自分で判断できます。

なお滞在日数は入国日から数えます。前後に旅行を足すと84日を超えるので、その分も延長の申請日数に含めてください。

1ヶ月留学の費用は、当ブログの1ヶ月留学の記事で内訳まで書いています。あわせて読んでみてください。

なお本記事の円換算は1ペソ≒2.6円(2026年8月上旬時点)で計算しています。為替は動くので、申込時は最新レートで確認してください。

費用は「日本で払う円」と「現地で払うペソ」に分かれる

フィリピン留学の総額が読みにくいのは、支払いが「日本で払う分」と「現地で払う分」に分かれているからです。

まずは表の形で書き出してみてください。

費目支払う場所12週間の目安
入学金、授業料+宿泊費日本総額でいちばん大きい枠。学校と部屋タイプで変わる
往復航空券(日本の主要都市〜セブ)日本閑散期4万〜5万円 / 繁忙期7万〜12万円
海外旅行保険(3ヶ月)日本3万〜6万円
SSP、ビザ延長2回、ACR I-Card、教材費、電気代、寮のデポジット(退寮時に返金される預かり金)現地合計5万〜10万円
現地で使うお金(週末の外食・遊び)現地月1.5万〜6万円 / 12週間で4.5万〜18万円

つまり授業料+宿泊費を除いた部分で17万〜46万円。ここに学費が乗って総額になります。学校と部屋タイプが決まらないと総額は確定しない、ということですね。

そして3ヶ月留学で見落としが起きるのは、現地払いの行です。1ヶ月留学ならここはSSPと雑費が中心ですが、12週間ではビザ延長2回とACR I-Cardが加わります。

手続き費用だけを足すと、SSP・ビザ延長2回・ACR I-Cardで約4.5万〜7万円。ここに教材費、電気代、寮のデポジットが乗るので、現地払いは12週間で5万〜10万円規模を見ておくと安心かなと思います。

【核心】滞在日数で上がる「手続きの階段」

フィリピンの滞在ルールは日数で段階的に変わります。区切りは「30日」「59日」「6ヶ月」の3つ。この3本の線を押さえれば、自分に必要な手続きが分かります。

①ノービザで滞在できるのは30日まで

日本国籍のパスポートなら、フィリピンは30日以内ならノービザで入国できます。入国時に付与されるのが30日です。1ヶ月留学はここに収まるので、延長手続きは不要です。

なお3ヶ月留学でも、入国時の扱いは観光と同じです。eTravelという入国前のオンライン登録と、復路の航空券の提示を求められるので、片道だけ買って行くのは避けてください。

一方、31日以上滞在するなら、現地でビザ延長の手続きが必要になります。ここが1段目です。

②12週間なら延長は「計2回」になる

延長の刻みはこうです。

①入国時に30日が付与される
②1回目の延長で+29日、通算59日まで
③2回目の延長でさらに1〜2ヶ月延ばし、12週間(84日)をカバーする

『いやいや、2回目まで要るの?』と思うかもしれません。要ります。12週間は84日なので、59日では25日足りないんですよね。

費用は2回の合計で7,500〜10,000ペソ(約2万〜2.6万円)が目安です。金額は延長する期間と学校の代行手数料の設定で変わります。フィリピン入国管理局の手数料は改定されることがあるので、最新額は申込校で確認してください。

ビザ延長そのものは多くの学校が代行してくれます。ただし費用は自己負担で、日本での支払いに含まれていないことが多い項目です。

③ACR I-Cardの取得は自分で入国管理局に行く

ACR I-Card(エーシーアール・アイカード)とは、フィリピンに長期滞在する外国人に義務づけられている外国人登録証のこと。日本の在留カードに近い位置づけで、外国人の身分と滞在資格を示すカードです。

取得の対象になるのは、初回延長の上限である通算59日を超えて滞在する人。1ヶ月留学は対象外ですが、12週間(84日)の3ヶ月留学は当然ここに入ります。これが2段目の階段です。

費用は3,000〜4,500ペソ(約8,000〜1.2万円)が目安。正確な額は学校の案内で確認してください。

そしてここが実務上のポイント。ACR I-Cardは指紋の登録と写真撮影があるため、本人が入国管理局に出向く必要があります。ビザ延長は学校が代行してくれるのが一般的なのに対して、これは自分で行く手続きです。

半日ほど取られるので、渡航後のスケジュールに組み込んでおくと安心かなと思います。

④SSPは3ヶ月なら1回の取得で足りる

SSP(Special Study Permit/特別就学許可証)とは、フィリピンの語学学校で授業を受ける全留学生に義務づけられている許可証です。滞在期間を問わず必要で、1週間の留学でも取得します。

金額は学校差が大きく、おおむね7,000〜13,000ペソ(約1.8万〜3.4万円)程度。

安心してよいのは、SSPの有効期間が6ヶ月で、学校ごとの発行だという点です。つまり3ヶ月留学なら1回の取得で足ります。

⑤ECC(出国許可証)は3ヶ月なら不要

ECC(出国許可証)は、累計の滞在が6ヶ月以上になる人が出国前に取得する書類です。3ヶ月の留学では不要です。

繰り返しですが、区切りは「30日」「59日」「6ヶ月」。3ヶ月留学は真ん中の段にいる、と覚えておけばOKです。

日本で払う費用: 航空券・保険と「長期割引」の話

学費以外で大きいのは、航空券と保険です。

往復航空券(日本の主要都市〜セブ)は、閑散期で4〜5万円、繁忙期で7〜12万円程度が目安。3ヶ月留学は往復1回なので、ここは1ヶ月留学と同額です。

安いのは4月・5月・10月・11月あたり。逆に7〜8月・2〜3月・年末年始は高くなりやすいです。日程を動かせるなら、数万円単位の節約ポイントですね。

海外旅行保険は3ヶ月で3〜6万円程度が目安。1ヶ月なら1〜2万円が目安なので、素直に3倍規模で増えます。補償内容で差が出るので、各社のシミュレーターで見積もりを取ってください。

学校費用については1つ良い話があります。学校の料金は週単位ですが、期間が長くなると週あたりの単価が下がる学校があります。いわゆる長期割引です。

『いやいや、それなら3ヶ月は1ヶ月の3倍より安く済むんでしょ』と思うかもしれません。半分はそのとおりです。ただし全校が割引を用意しているわけではないので、必ず安くなると断定はできません。学校によります。

つまり3ヶ月の費用は、学費は3倍より少し軽くなる可能性があり、手続き費用は3倍より重くなる。この2つが相殺し合う形になります。

3ヶ月留学だけの落とし穴: クレカ付帯保険の「90日の壁」

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、補償の対象になる旅行日数に上限があり、出国から90日以内を条件にしているカードが多いです。

12週間=84日なら、この日数の枠には収まります。注意したいのは、90日を超えたときの扱いがカードによって分かれる点です。超えた日から先だけ補償が切れるタイプもありますが、規約上「91日以上の旅行は対象外」で、出国した時点から全期間が補償されないタイプもあります。後者だと、前後に数日足しただけで留学期間ごと無保険になります。

ただし条件はカードごとに違うので、自分のカードの規約を必ず確認してください。少しでも旅程が読めないなら、留学期間をカバーする保険に入るほうが判断としては楽ですよね。

総額の差を作る最大の要因は「部屋タイプ」

3ヶ月の総額が65万円側に寄るか110万円側に寄るか。いちばん効くのは部屋タイプです。

12週間だと、相部屋(4〜6人)と1人部屋で30万円前後の差がつきます。レンジの幅の大半が、ここで説明できてしまうんですよね。

現地で使うお金は、月1.5万〜6万円が目安。3ヶ月なら合計で約4.5万〜18万円です。ローカルの食堂中心で過ごすなら月1.5万円程度に収まりますが、週末にリゾートやアイランドホッピング(近くの島を船で巡るツアー)に出ると1回で数万円規模になります。3ヶ月は週末が12回あるので、ここは素直に積み上がります。

上振れの条件を正直に書くと、1人部屋に加えて①繁忙期の航空券になる ②週末の遊興費が重なる、この2つが揃うと、レンジ上限の110万円台に張り付きます。

逆に、相部屋+閑散期の航空券+現地での出費を抑える設計なら、65万円前後に寄せやすくなります。

3ヶ月という期間の意味は「授業時間の総量」

費用の話から少し離れます。なぜ1ヶ月ではなく3ヶ月を選ぶ人がいるのか。

フィリピン留学はマンツーマン授業が基本です。授業時間の総量を掛け算で出してみます。

①1日4コマ × 週5日 = 週20コマ
②週20コマ × 12週間 = 240コマ
③1コマ45〜50分なので、240コマは約180〜200時間

1ヶ月留学ならこの3分の1ですね。

なおこの240コマは授業全体のコマ数で、うち何コマがマンツーマンになるかはコースの設計によって変わります。とはいえ1対1のコマを含む時間割が基本という点は、グループ授業が中心のスタイルとは前提が変わってきますね。

もちろん、期間が3倍だから成果も3倍とは言えません。効果は本人の取り組み方で変わります。ここで言えるのは「授業時間の総量が多い構造を選べる」という事実だけです。

今日からできる3ステップ

①滞在日数を「84日」と紙に書き、ビザ延長2回+ACR I-Cardを予算に先に入れる
②旅程の総日数を数え、90日を超えるならカード付帯保険に頼らない前提で保険を見積もる
③学校の見積もりを「相部屋」と「1人部屋」の2パターンで取り、日本で払う分と現地で払う分に分けて並べる

この3つをやると、ぼんやりした総額の不安が、内訳のある数字に変わっていきます。

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僕たちが運営する留学FACTORYは、エージェント手数料ゼロで留学をサポートしています。12週間の総額を、日本で払う分と現地で払う分に分けてお伝えできます。

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よくある質問

フィリピン留学3ヶ月の費用は合計いくらですか?

約65万〜110万円が目安です。12週間・食事付きの学校・相部屋から1人部屋・往復航空券・海外旅行保険・現地で払う手続き費用と生活費を含んだ金額です。差が生まれる最大の要因は部屋タイプで、12週間だと相部屋と1人部屋で30万円前後の差がつきます。1人部屋に繁忙期の航空券と週末の遊興費が重なると、レンジ上限の110万円台に寄ります。円換算は1ペソ≒2.6円(2026年8月上旬時点)で計算しています。

フィリピン留学3ヶ月ならビザの延長は何回必要ですか?

計2回です。日本国籍のパスポートなら入国時に30日が付与され、31日以上滞在するなら現地で延長手続きが必要になります。1回目の延長で+29日の通算59日まで、2回目の延長でさらに1〜2ヶ月延ばして12週間(84日)をカバーします。費用は2回の合計で7,500〜10,000ペソ(約2万〜2.6万円)が目安で、延長する期間と学校の代行手数料の設定で変わります。入国管理局の手数料は改定されることがあるため、最新額は申込校で確認してください。

ACR I-Cardとは何ですか?3ヶ月の留学でも必要ですか?

ACR I-Cardは、フィリピンに長期滞在する外国人に義務づけられている外国人登録証です。3ヶ月の留学なら必要になります。費用は3,000〜4,500ペソ(約8,000〜1.2万円)が目安で、正確な額は学校の案内で確認してください。注意したいのは手間の部分です。指紋の登録と写真撮影があるため、本人が入国管理局に出向く必要があります。ビザ延長は学校が代行してくれるのが一般的ですが、これは自分で行く手続きです。

フィリピン留学3ヶ月で現地払いはいくら用意すればいいですか?

おおむね5万〜10万円規模が目安です。内訳はSSP(7,000〜13,000ペソ程度)、ビザ延長2回(合計7,500〜10,000ペソ)、ACR I-Card(3,000〜4,500ペソ)、教材費、電気代、寮のデポジットなど。いずれも日本での支払いには含まれないことが多い項目です。SSPは有効期間6ヶ月なので3ヶ月留学なら1回の取得で足ります。入国管理局の手数料は改定されることがあるため、最新の金額は申込校で確認してください。

3ヶ月の留学でクレジットカード付帯の海外旅行保険は使えますか?

多くのカードの付帯保険は出国から90日以内が条件のため、12週間(84日)の旅程なら日数の枠には収まります。ただし90日を超えたときの扱いはカードによって分かれ、超えた分だけ補償が切れるタイプと、出国時点から全期間が対象外になるタイプがあります。条件はカードごとに違うので、自分のカードの規約を必ず確認してください。旅程が読めない場合は、留学期間をカバーする保険に入るほうが安心です。3ヶ月の保険料は3〜6万円程度が目安です。

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