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フィリピン留学で聞き取れない時の英語フレーズ|授業中の聞き返し方

監修者 木村太一(留学FACTORY代表)

監修者

木村太一 / 留学FACTORY代表

フィリピンの語学学校へ現地就職。その後、旅系YouTuberとして毎年10カ国を回る。現在は旅系YouTuberの活動と並行して、手数料ゼロの留学エージェント「留学FACTORY」を運営。フィリピン・セブ島を中心に留学をサポート。

悩む初めての留学を考えている人のイラスト初めての留学を考えている人

『フィリピン留学に行きたいけど、先生の英語が分からなかったらどうしよう。聞き返す英語も出てこないし、何度も止めたら迷惑かな…』

こういった疑問に答えます。

本記事では、フィリピン留学やセブ島留学を検討している英語初心者の方に向けて書いています。すでに現地にいて、授業中につい分かったふりをしてしまう方にも使える内容です。

最初に覚えるのは、Could you say that again, please? (もう一度言ってもらえますか?)。何が分からなかったのか説明できなくても、この1文から始められます。

ただ、もう一度聞いても分からないことはありますよね。その時は「ゆっくり」「この単語の意味」「例を見せて」と、先生へのお願いを少し変えてみてください。

英語が聞き取れない時は、まず「もう一度お願いします」

先生の言葉が聞き取れなかったら、Could you say that again, please? と聞き返してみましょう。「もう一度言ってもらえますか」という丁寧なお願いです。

Could you は「〜してもらえますか」、say は「言う」、again は「もう一度」。that は先生が今言った内容を指します。聞こえなかった英文を自分で再現せずに、言い直しを頼める形ですね。

たとえば、先生から教材のページを開くように言われたものの、数字を聞き逃した場面を考えます。この記事の会話は、すべて独自に作った練習例です。実際の授業での返答は、このとおりになるとは限りません。

先生: Open your book to page ten.
(本の10ページを開いてください。)

自分: Could you say that again, please?
(もう一度言ってもらえますか?)

先生: Page ten.
(10ページです。)

自分: Thank you.
(ありがとうございます。)

この後にすることは、10ページを開くことです。聞き返した結果、必要な数字が分かれば、その指示に沿って動けます。最初の英文を一語ずつ訳せなくても、ページを開くという目的は果たせますね。

長い英文が口から出ないなら、短くしても構いません

とっさに言えない時は、One more time, please. (もう一度お願いします。) という短いお願いから始めても構いません。

one more time は「もう一度」というまとまりです。最初から長い文を思い出そうとして固まるなら、ノートにこの短い形も書いておきましょう。

とはいえ、「短ければ何でも伝わる」という話ではありません。先生がこちらを見ていない時は、まず手を軽く上げるなどして気づいてもらい、相手に向けて言ってみてください。

もう一度聞いても分からなければ、ゆっくり言ってもらう

言葉が速くて追いつけない時は、Could you say it more slowly, please? (もう少しゆっくり言ってもらえますか?) と頼みます。

slowly は「ゆっくり」、more slowly で「もっとゆっくり」です。「もう一度」だけでは同じ速さで繰り返されることもあるので、速さを変えてほしいと伝えるわけですね。

自分のことを話す授業で、質問が聞き取れなかった場面を見てみます。

先生: What do you do after work?
(仕事の後は何をしますか?)

自分: Could you say it more slowly, please?
(もう少しゆっくり言ってもらえますか?)

先生: What do you do … after work?
(何をしますか……仕事の後に?)

自分: I cook dinner.
(夕食を作ります。)

最後の返答は、自分が実際にすることを答える例です。after work は「仕事の後」、cook dinner は「夕食を作る」という意味になります。

ゆっくり聞いて「仕事の後の話か」と分かったら、まず短い文で答えてみる。細かい説明を足すのは、その後でも構いません。

ゆっくりでも分からないなら、文字で見せてもらう

音だけではつかめない時は、Could you write it down, please? (それを書いてもらえますか?) と頼む方法があります。write it down は「それを書き留める」という意味です。

たとえば、先生が言った after work を聞き取れなくても、ノートに書かれた文字を見れば「知っている単語だった」と気づくかもしれません。その場合は、書かれた言葉を見ながら、もう一度言ってもらいましょう。

反対に、文字を見ても意味が分からなければ、速さだけの問題ではなさそうです。次にすることは、その単語や言葉の意味を聞くこと。原因を最初から言い当てる必要はなく、やり取りしながら分からない場所を探していけばOKです。

単語の意味が分からない時は、その言葉を指して聞く

教材に知らない単語があれば、What does this word mean? (この単語はどういう意味ですか?) と聞けます。分からない単語を指しながら使ってみてください。

this word は「この単語」、mean はここでは「意味する」です。単語の読み方が分からなくても、先生と同じ教材を見ていれば、指した場所を手がかりにできます。

たとえば、本に expensive という言葉があり、意味が分からなかったとします。

自分: What does this word mean?
(この単語はどういう意味ですか?)

先生: It means it costs a lot of money.
(たくさんのお金がかかる、という意味です。)

自分: Do you mean the price is high?
(値段が高いという意味ですか?)

先生: Yes.
(はい。)

expensive は「値段が高い」という意味です。price は「値段」、high は「高い」。最後に自分が理解した内容を言って確かめるところまでが、この会話の練習になります。

もし先生の説明まで分からなければ、理解確認の英文を無理に作る必要はありません。次の節の「例を出してもらえますか」へ進み、具体的な物や場面で説明してもらうよう頼んでみましょう。

単語を読める時は、名前を出して聞けます

何について聞いているかは、What does "expensive" mean? (expensive はどういう意味ですか?) と単語を入れて示すこともできます。

教材に複数の単語が並んでいる時は、「この単語」だけより、どれを聞いているのかが明確になります。読めなければ指さしに戻って構いません。

ノートには単語だけでなく、先生が示した意味や短い例も一緒に残すと、後で何を聞いたのか見返せますね。

説明を聞いてもピンとこなければ、例を頼む

意味の説明だけでは使う場面が浮かばない時は、Could you give me an example? (例を出してもらえますか?) と頼んでみてください。

example は「例」です。文法の名前を知らなくても、先生に具体的な文や場面を示してほしいとお願いできます。

たとえば、usually という言葉を学ぶ場面です。意味は「ふだんは」「たいてい」ですが、日本語訳を知っただけでは、自分の話の中でどう使うか迷うことがあります。

自分: Could you give me an example?
(例を出してもらえますか?)

先生: I usually drink coffee in the morning.
(私はふだん、朝にコーヒーを飲みます。)

自分: I usually drink tea in the morning.
(私はふだん、朝にお茶を飲みます。)

drink は「飲む」、in the morning は「朝に」。coffee(コーヒー)を tea(お茶)に変えた例ですが、実際には普段飲んでいるものに合わせます。

例をもらったら、自分のことに1か所だけ置き換えて言ってみる。これなら、文をゼロから組み立てる負担を小さくできます。

それでも難しければ、まず先生の例文を見ながら同じように読むところから。どの言葉を変えればよいか分からない時は、その部分を指して確認しましょう。いきなり自分の長い文章を作る必要はありません。

分かった気がする時は、短く確認してから動く

「たぶん、こういう意味かな」と思えたら、自分が理解した内容を短く言って、合っているか確かめます。うなずくだけでは、どこを理解したのか相手には見えないためです。

使えるのは Do you mean …? という形。「〜という意味ですか」という確認です。ただ、後ろに長い英文を作るのは難しいですよね。まずは、次のように短く完成した文から練習してみてください。

確かめたいことそのまま使える英語日本語訳
ページ番号Do you mean page ten?10ページという意味ですか?
書く文の数Do you mean two sentences?2文という意味ですか?
話している曜日Do you mean Monday?月曜日という意味ですか?

sentence は「文」、two sentences は「2つの文」です。たとえば「昨日したことを2文で書く」課題なら、書く前に数を確かめられます。

先生: Write two sentences about yesterday.
(昨日について2文書いてください。)

自分: Do you mean two sentences?
(2文という意味ですか?)

先生: Yes, two sentences.
(はい、2文です。)

この後は、ノートに昨日のことを2文書きます。たとえば I cooked dinner. (夕食を作りました。)と I watched TV. (テレビを見ました。)です。cooked と watched は、それぞれ「作った」「見た」と、過去の出来事を表す形になっています。

ただし、この確認で確かめたのは「2文」という数だけ。yesterday(昨日)の意味が分からなければ、何について書くかはまだ不明です。その時は昨日という言葉の意味も聞いてから取りかかりましょう。

また、先生から No, three sentences. (いいえ、3文です。)と返ってきたなら、数を3文に直します。自分の理解が違った時こそ、書き始める前に確認した意味がありますね。

何度も聞き返すと迷惑? 聞くタイミングと頼み方を決めておく

授業内容を理解するための聞き返しは、質問として伝えて構いません。先生の説明の区切りで、何をしてほしいかを短く頼むところから始めてみましょう。

「また分からなかった」と思うと、申し訳なくなりますよね。でも、理解できたことにして次へ進むと、何を答えるのかも分からないままになりかねません。まず「まだ分からない」という情報を相手に渡すことを考えてみてください。

Can you を使っただけで失礼になるわけではありません

丁寧にお願いする基本形は Could you ですが、Can you でも依頼はできます。Can you を使っただけで失礼と決まるわけではありません。

Can you say that again? は「もう一度言ってもらえますか」という依頼です。より丁寧な形を用意するなら、冒頭で紹介した Could you say that again, please? を使いましょう。

何度も分からない時は、その事実を伝えて方法を変える

繰り返しても分からない時は、I still don't understand. (まだ分かりません。) と伝えられます。still は「まだ」、understand は「理解する」です。

その後に、書いてほしければ Could you write it down, please? (それを書いてもらえますか?)、例がほしければ Could you give me an example? (例を出してもらえますか?)を続けます。

「何が分からないのかも分からない」なら、教材の今見ている行を示すところからで構いません。

授業が何度も止まり、相談しても負担が続くなら、授業後に担当講師や学校の相談窓口へ、教材や進む速さについて相談してみてください。その際は「英語が苦手」だけでなく、「質問を文字で見れば分かるが、音だけだと分からない」など、実際に困った場面を添えます。

先生の対応や変更できる範囲は、学校・授業によって異なります。すべてを自分の質問の仕方だけで解決しようとせず、困っている状況も共有しておきましょう。

留学前の練習は、1つの場面を声に出すところから

今日やることは、「ページ番号を聞き逃した場面」を想像して、聞き返しから本を開くところまで1回通すことです。新しいフレーズを全部暗記する前に、1つの会話を動かしてみましょう。

紙ノートと本を用意し、次の順で練習します。

  1. ノートに Could you say that again, please? (もう一度言ってもらえますか?)と書く。
  2. 先生にページ番号を言われたけれど聞き逃した、と想像し、ノートを見ながらその1文を声に出す。
  3. 先生から Page ten. (10ページです。)と返ってきたつもりで、自分もその言葉を読む。
  4. 本の10ページを開いて、Thank you. (ありがとうございます。)と言う。

これで、フレーズを書くだけでなく、使う場面と次の行動まで試せます。一人で行う場合は、会話の練習として取り組んでください。実際の音声を聞き取る練習とは分けて考えましょう。

余裕があれば、今度は「もう一度聞いても速くて分からなかった」場面に変え、Could you say it more slowly, please? (もう少しゆっくり言ってもらえますか?)を声に出してみます。

言えなかった部分はノートを見直し、その文だけもう一度。メモを隠して試すのは、その後で構いません。練習の終わりには、授業で最初に使いたい1文に印をつけておきましょう。

マンツーマン授業の準備と、学校選びは分けて考える

聞き返しの練習は、学校がまだ決まっていなくても始められます。セブ島留学でマンツーマン授業(講師と生徒が1対1で行う授業)を検討しているなら、自分から質問する時の準備として使ってください。

授業形式そのものを知りたい方は、当ブログの「英語が全く話せない人こそフィリピン留学|理由はマンツーマン授業」も参考にどうぞ。今回の記事と合わせると、1対1の授業の特徴と、その中で使う聞き返しを分けて考えられます。

授業量にも不安がある方には、「フィリピン留学の8コマはきついのか|決めるのはコマ数ではない」で、授業と復習の時間の使い方を扱っています。

まず1文で聞き返し、まだ分からなければお願いを変える。今日持ち帰ってほしいのは、この進め方です。分からない原因を最初から正確に説明できなくても、もう一度聞くところから始めてみてください。

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よくある質問

フィリピン留学で英語が聞き取れない時は何と言えばいいですか?

Could you say that again, please? (もう一度言ってもらえますか?) から始めてみてください。何を聞き逃したか説明できなくても使える丁寧な依頼です。長くて言えない時は、One more time, please. (もう一度お願いします。)という短い形もあります。

聞き返しても先生の英語が分からない時はどうすればいいですか?

同じお願いを繰り返すだけでなく、伝え方を変えてもらうよう頼みます。速い時は Could you say it more slowly, please? (もう少しゆっくり言ってもらえますか?)、文字で見たい時は Could you write it down, please? (それを書いてもらえますか?)が使えます。文字でも意味が分からなければ、該当する言葉を指して意味や例を聞いてみましょう。

授業中に何度も聞き返すのは失礼ですか? Can you でもいいですか?

授業内容を理解するための聞き返しは、質問として伝えて構いません。説明の区切りで、もう一度言ってほしい、例がほしいなど、お願いを短く伝えてみてください。Can you を使っただけで失礼と決まるわけではありません。より丁寧な形を準備するなら Could you を使います。何度も理解できない状態が続く時は、授業後に教材や進む速さも相談しましょう。

英語の単語の意味が分からない時はどう聞きますか?

教材の単語を指して、What does this word mean? (この単語はどういう意味ですか?) と聞けます。単語を読めるなら What does "expensive" mean? (expensive はどういう意味ですか?)のように聞く方法もあります。expensive は「値段が高い」という意味です。先生の説明も分からない時は、Could you give me an example? (例を出してもらえますか?)と頼んでみてください。

聞き返しの英語は留学前に全部暗記したほうがいいですか?

まずは「もう一度」の1文を、使う場面と一緒に練習してみてください。紙ノートを見ながら声に出して構いません。ページ番号を聞き逃した場面を想像し、聞き返した後に10ページを開くところまで通すと、フレーズと行動を結びつけて練習できます。ほかの表現は、必要になった時に見返せるようノートに残しておきましょう。

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