
監修者
木村太一 / 留学FACTORY代表
フィリピンの語学学校へ現地就職。その後、旅系YouTuberとして毎年10カ国を回る。現在は旅系YouTuberの活動と並行して、手数料ゼロの留学エージェント「留学FACTORY」を運営。フィリピン・セブ島を中心に留学をサポート。
留学を考えている社会人
『TOEICのスコアを上げたい。フィリピン留学はマンツーマンだから効くって聞くけど、本当にスコアのほうに出るのかな…』
こういった疑問に答えます。
本記事では、TOEICのスコアを上げる手段としてフィリピン留学を検討している方に向けて書いています。
先に結論から。
TOEICのスコアを動かすのは「留学という場所」ではなく、「英語に使える時間を何に配分するか」のほうです。
理由はシンプルで、TOEIC L&Rが測っているのは聞く力と読む力の2つだからです。一方、フィリピン留学のマンツーマン授業で時間の大半が向くのは、話すやりとりの側ですよね。だから何も設計せずに行くと、テストが測らない側だけが伸びます。
今日の学びを1つだけ先に置いておきます。留学がスコアを上げるのではなく、留学が作るのは「英語に使える時間」だけ。スコアはその時間を聞く・読むのどちらに振ったかで決まります。
先に立場を書いておきます。僕たちは留学を扱う側なので、放っておくと「TOEICならフィリピン留学です」と言いたくなる立場にあります。だからこの記事は、留学では動かない側から先に書きます。
僕はフィリピンの語学学校へ現地就職して働いていた時期があります。イロイロ(パナイ島)に約2年、生活の拠点として住んでいたこともあります。
では見ていきます。
結論: フィリピン留学でTOEICを動かすなら、決めるのは学校ではなく時間の配分です
結論、順番は3ステップです。なおここで言う配分は、試験中のペース配分ではなく、留学中の学習時間の振り分けのことです。
①いま自分のリスニングとリーディングのどちらの枠が余っているかを数字で確認する ②留学中の時間をそのどちらにどう配分するかを決める ③その配分ができる学校とコースを選ぶ。学校選びは3番目です。
『いやいや、まず学校でしょ』と思いますよね。ただ、学校を先に決めると、配分は学校が用意した時間割にそのまま従うことになります。時間割は英語力を上げるために組まれていますが、TOEICのスコアを上げるために組まれているとは限りません。
留学で変わるのは、まず英語に使える時間の総量のほうです。その総量を何に振り分けたかで、スコアに出るか出ないかが分かれます。同じ学校の同じ4週間でも、結果が人によって違うのはここですね。
だからこの記事では、学校ごとの優劣は比べません。代わりに、申し込む前に決めておくことと、学校に聞くべきことだけを書きます。なお後半で僕たちの契約校の名前は出しますが、順位づけはしません。
まず前提: TOEIC L&Rが測っているのは、聞く力と読む力です
TOEIC L&Rという名前のとおり、このテストが測るのはListening(聞く力)とReading(読む力)の2つだけです。ここを外すと、あとの設計が全部ずれます。
テストの形はこうです。問題は全200問で、リスニング100問とリーディング100問。試験時間は約2時間で、内訳はリスニングが約45分、リーディングが75分。解答はマークシート方式です。
スコアは各セクションが5点から495点、合計で10点から990点。5点刻みで出ます。ここで押さえてほしいのは、リスニングとリーディングの満点が同じ495点だということ。同じ配点の枠が2つ並んでいる、と思ってください。
そして話す力と書く力はどこへ行ったのか。これらはSpeaking & Writingという別のテストで測る建て付けで、2つを合わせて4技能をカバーする設計になっています。つまりL&Rの側は、もともと話す力を測らない前提で作られているわけですね。
ここまでは運営する側自身が説明している設計の話なので、迷う余地はありません。留学で英語が口から出るようになったとしても、L&Rのスコアはそれを直接は見ていません。これが出発点です。
日本の受験者の平均は、リーディング側が低く出ています
結論、2025年の日本の受験者の平均で見るかぎり、点数が低く出ているのはリーディング側です。ただしこれは平均の話で、あなた個人の内訳が同じ形だという意味ではありません。
数字を1つ置きます。2025年に日本で受験されたTOEIC L&Rの平均は、990点満点中564点。内訳はリスニングが313点、リーディングが251点です。
満点は両方とも同じ495点でしたよね。それなのに、平均で60点前後の差がついています。同じ配点の枠が2つあって、片方だけ余っている状態ですね。
なお平均は、集計の取り方によっても動きます。だからこの数字と自分を比べるのではなく、自分の内訳のどちらの枠が余っているかだけを見てください。
だからこそ、この記事の最後に置く「今日やる1つ」は、自分の数字を見にいくことになります。
『じゃあリーディングだけやればいいの?』と思いますよね。そうとも限りません。個人の内訳が逆のこともありますし、リーディングの75分を最後まで解ききれるかどうかは、また別の話です。決めるための材料が要る、というだけの話です。
だから、何も決めずに行くと「TOEICが測らない側」だけが伸びます
ここが今日いちばん伝えたいところです。フィリピン留学のマンツーマンは、時間の大半が話すやりとりに向かう構造です。
用語を1つ置いておきます。フィリピン留学の基本はマンツーマン授業、つまり講師1人に生徒1人で、1コマ(1回の授業。多くの学校で45分か50分)をまるごと自分のために使う形です。グループ授業と違って、自分の番が回り続けます。
だから黙ってやり過ごせる時間が、構造的にほとんど残りません。この構造がどれくらい自分の持ち時間を変えるのかは、当ブログの英語が全く話せない人こそフィリピン留学という記事で数値に分解しているので、そちらへどうぞ。
問題は、この構造が向いている先が話す力だということです。そしてTOEIC L&Rは、その話す力を測りません。測られていない場所が伸びる、という状態が起こります。
これは学校の質の問題ではないんですよね。授業は設計どおりに機能しているのに、成果を測る物差しの側が別の場所を見ている、というだけです。
もちろん、話す練習が聞く力や読む力にまったく無関係だとは言いません。ただ、それがスコアという形で表に出るかどうかは別で、留学の期間や中身によっても変わるので、確実に出るとは言えません。だから設計する側は「測られている側に、意図して時間を振る」と決めておく必要があります。
フィリピン留学がTOEICに効くとしたら|理由は「話す量」ではありません
結論、フィリピン留学がTOEICに効くとしたら、理由は「話す量が増えるから」ではありません。次の2つです。
①1日を英語に使う時間の総量が、そもそも変わります
日本で働きながら、あるいは通いながら英語をやる場合、英語に使えるのは1日のうちの余った時間ですよね。留学はここが逆転して、1日の中心が授業になります。
学校によって用意されているコマ数の幅は違いますが、授業と自習で1日の大半が英語に向くという構造は共通です。
その総量が実際にどれくらいの数字になるのかは、当ブログのセブ島留学1ヶ月のリアルという記事で、1ヶ月の授業を133時間まで分解しています。日本で働きながらの1ヶ月と並べてみると、この記事で言う「総量が変わる」の意味がつかめるかなと思います。何コマを選ぶべきかで迷っている場合は、当ブログのフィリピン留学の8コマはきついのかという記事に判断軸があります。
総量が増えること自体は、スコアが上がることと同じではありません。増えた時間を測られている側に振ったときに、初めてスコアの話になります。ここを混同した売り文句が多いので、注意して読んでください。
②1対1なら、こちらから頼めば授業の中身を弱点に寄せられます
こちらが本題です。マンツーマンで価値があるのは、話す時間が増えることよりも、中身を自分の弱点に寄せられることの側かなと思います。
たとえばリーディングでつまずくとき、原因は人によって違います。単語を知らないのか、文の構造で迷子になるのか、意味は取れているのに時間が足りないのか。この3つは対策がまったく別物ですよね。
そして自分がどれなのかは、自分では分かりにくいです。解き終わったあとに「なぜそこで止まったか」を人に見てもらうと、初めて特定できます。1対1の授業は、この作業を毎日の時間に組み込みやすい形です。ただし自動的にそうなるわけではなく、こちらから「模試の解き直しの時間にしたい」と伝えて初めてそうなります。黙っていれば、授業は会話の練習で進みます。
グループ授業でも解き直しを扱う学校はありますが、一人ひとりの詰まった箇所に合わせるという点では1対1のほうが動かしやすいです。
逆に、いま留学しなくていい人
正直に書きます。次に当てはまるなら、留学より先にやることがあります。
①リーディングで止まる原因が「単語を知らないこと」だと自分で分かっている人。これは日本で単語帳を1冊終わらせるのがいちばん速くて安いです。留学費用をかける前に片づくものは、片づけてから行くほうが現地の時間が濃くなります。
②スコアの提出期限が迫っている人。行く前の受験・結果待ち・渡航・帰国後の受験と並べると、間に合わない可能性があります。
③スコアだけが目的で、話す力にはあまり関心がない人。この場合は、留学費用を日本での学習に回したほうが合理的なこともあります。
僕たちは留学を扱う側ですが、上に当てはまる方には「いまは日本で進めたほうがいい」とお伝えします。
TOEIC対策コースは、コース名で選ばないでください
「TOEIC対策コース」という名前は、中身を保証しません。名前は同じでも、時間割の組み方は学校ごとに違います。
だからセブ島留学でTOEIC対策コースを検討するときは、申し込む前に次の3つを学校に聞いてください。この3つで中身はだいたい見えます。
①そのTOEIC対策コースのうち、マンツーマンは何コマですか。残りはグループですか、自習ですか
②模試(本番と同じ形式で通しで解く演習)はどれくらいの頻度でありますか。そして解き直しの時間は授業に入っていますか
③スコア保証をうたっている場合、何を満たすと保証が成立しますか。出席率や自習時間などの条件はありますか
①を聞くのは、コマ数の多さを比べるためではありません。「マンツーマンは2コマ、残りはグループ」という答えなら、中身を自分の弱点に寄せられるのはその2コマ分だ、と分かるからです。
②が要になります。試験対策は、解くことより解き直しに時間が要るからです。通しで解いて放置するのがいちばん時間を無駄にする使い方なので、解き直しが時間割の中にあるかを確認してください。
③は、保証という言葉に安心して条件を読まないまま契約するのを防ぐためです。条件は学校ごとに違います。出席率や自習時間の条件を満たせなかった場合は保証の対象外になることがあるので、成立条件のほうを契約前に確認してください。
なお、学校の型(平日の外出可否や義務自習の有無)と立地をどう組み合わせるかは、当ブログのセブ島留学の学校の選び方という記事に2軸のフレームでまとめてあります。この記事の3つの質問でコースの中身を確認したら、次はそちらで学校そのものを絞る番です。
僕たちがご案内している契約校でいうと、セブでは3D ACADEMY・EV ACADEMY・CIAといった学校をご紹介しています。上の3つは、僕たちからも学校に確認します。セブ島留学で学校を絞り込む段階でも、コース内容から相談してもらって大丈夫です。
受験の設計: 行く前に1回受けてから行く
結論、留学の設計より先に、受験の設計をしてください。順番はこうです。①行く前に1回受ける ②内訳を見て配分を決める ③帰ってからもう1回受ける。
まず日本の受験機会。ここで言う公開テストは、自分で申し込んで受けるテストのことです。2026年度のTOEIC L&R公開テストは、午前・午後の実施を合わせて年18回が予定されていて、ほぼ毎月受けられます。申込みはインターネットからです。
ここで効いてくるのが時間です。申込みには締切があり、試験日のかなり前に閉まります。そのうえで、ネットでスコアが見られるようになるまで試験日から2週間強かかります。つまり「申込締切」「試験日」「結果が出る日」の3つを並べて、出発日から逆算する必要があります。思い立った週にすぐ受けられるテストではない、と考えておいてください。
フィリピンでの受験についても書いておきます。フィリピン国内でもTOEIC L&Rの公開テストは実施されていますが、会場と日程は日本と変わるので、現地で受けるつもりなら申し込む前に最新の実施予定を確認してください。テストの運営自体は世界共通なので、日本で受けたスコアと同じ尺度で扱われます。
何週間必要かは、模試を何回まわせるかで考えます
そして期間の話。ここでも「◯週間あれば◯点」という考え方はしないほうがいいです。基準にするなら、留学中に「模試を通しで解く→解き直す」のサイクルを何回まわせるかのほうが、期間の意味がはっきりします。1回しかまわらない長さなら、それはスコアを動かす期間ではなく、型を覚える期間ですね。
短期の留学は、スコアの伸びを前提に予算を組むと、その前提を確かめる方法が今のところありません。期間とスコアの伸びを結びつけた検証可能な調査が見当たらないので、僕たちも「◯週間でこれだけ動く」とは言えないからです。1週間・2週間で得られるものは別のところにあって、その内訳は当ブログのセブ島留学1週間・2週間の費用という記事が扱っています。短期を選ぶなら、スコアではなく学習の型を持ち帰るつもりで行くほうが、期待と結果がずれないかなと思います。
「◯週間でTOEIC◯点アップ」は本当か|この記事で使わない3つの数字
検索して出てくる「4週間で◯点アップ」「◯%が伸びた」を見て不安になった方は、ここだけ読んでもらえれば十分です。
TOEICの話には、それらしい数字が大量に出回っています。使わなかった3つを、理由ごと書いておきます。
①TOEICのスコアとCEFRの対応表
TOEICのスコアを、CEFR(英語力を段階で表す国際的な指標)の段階に置き換える換算表を、この記事では出しません。読者にとって便利なのは分かるのですが、換算の根拠と適用範囲を自分で確認できなかったからです。
確認できていないものを、それらしい表の形で出すと、いちばん信じられてしまいますよね。だから出しません。
②「◯週間でTOEIC◯点アップ」の類
留学の広告でよく見る形ですが、この記事では使いません。期間とスコアの伸びを結びつけた、検証可能な調査を1件も見つけられなかったからです。
個人の体験談として存在することは否定しません。ただ、それは「その人がその期間に何をしたか」の話であって、期間の効果ではないですよね。似た形で「◯%が伸びた」という数字も使いません。
③「100点上げるには◯時間」等の必要学習時間
これも見かけますが、原典を特定できませんでした。学習時間の目安は、あると計画が立てやすいので惜しいのですが、出どころが分からない数字で人の予算と休暇を動かすわけにはいきません。
ついでに、スコアの分布のパーセンテージ(「700点以上は上位◯%」等)も使っていません。理由は同じで、集計の前提を確認できないからです。
まとめ: 決めるのは学校ではなく配分です|今日やる1つ
今日1つだけ持ち帰るなら、これです。
留学がスコアを上げるのではありません。留学は「英語に使える時間」を作るだけです。TOEICのスコアは、その時間を聞く・読むのどちらにどう配分したかで決まります。だから申し込む前に決めるのは、学校ではなく配分のほうです。
おさらいします。TOEIC L&Rが測るのは聞く力と読む力の2つで、話す力と書く力は別のテストが担当しています。そしてフィリピン留学のマンツーマンは、時間の大半が話すやりとりに向かう構造です。だから何も決めずに行くと、測られていない側だけが伸びます。
それでもフィリピン留学がTOEICに働くとしたら、理由は2つかなと思います。①1日を英語に使う時間の総量がそもそも変わること ②1対1なら、こちらから頼めば授業の中身を弱点に寄せられること。この2つを使い切るために、コースの中身を3つの質問で確認してください。
そして今日やることは1つ。
今日、次のTOEIC公開テストの申込締切と試験日を調べて、申し込んでください。そのうえで受験して、いまのリスニングとリーディングの点差を自分の数字で確認するところまでが1セットです。
平均の話ではなく、あなたの内訳が要ります。ネットでスコアが見られるまで試験日から2週間強かかるので、留学の日程が見えているなら、直近の申込締切と試験日を出発日から逆算して選んでください。
数字が出たら、次は配分と、その配分ができるコースを選ぶ番です。
その配分が日本の学習だけで足りるなら、留学は要りません。留学が要るかどうかも含めて、記事下のLINE無料相談で聞いてもらって大丈夫です。
留学FACTORYについて
僕たちが運営する留学FACTORYは、エージェント手数料ゼロで留学をサポートしています。
対応しているのはフィリピンを含む12ヶ国。フィリピン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、マルタ、イギリス、ニュージーランド、アイルランド、フィジー、インドネシア、南アフリカ、カンボジアです。サポート範囲はカウンセリングから留学中、帰国後まで。海外・留学経験が豊富なカウンセラーが対応します。
TOEICの相談なら、「いまのスコアの内訳がこうなんですが、どう配分すればいいですか」という段階からで大丈夫です。コースの中身も、僕たちから学校に確認します。
まずは気軽に、記事下のLINE無料相談からどうぞ。
よくある質問
フィリピン留学でTOEICのスコアは上がりますか?
上がるかどうかは、留学したかどうかではなく、増えた時間を何に配分したかで決まります。TOEIC L&Rが測っているのは聞く力と読む力の2つで、話す力と書く力はSpeaking & Writingという別のテストが担当しているからです。
フィリピン留学のマンツーマンは、時間の大半が話すやりとりに向かう構造です。なので何も決めずに行くと、テストが測っていない側だけが伸びる、ということが起こります。授業が悪いのではなく、成果を測る物差しが別の場所を見ているだけですね。
逆に言えば、留学中の時間をリスニングとリーディングに意図して振り分ければ、L&Rが見ている場所に時間を積めます。だから申し込む前に決めるのは、学校ではなく配分のほうです。
TOEIC対策はフィリピン留学と日本の独学のどちらがいいですか?
比べるべきは場所ではなく、1日のうち英語に使える時間の量と、その中身を自分の弱点に寄せられるかどうかの2点です。
日本で働きながら進める場合、英語に使えるのは1日の余った時間になりますよね。フィリピン留学はここが逆転して、1日の中心が授業になります。これが1つ目の差です。
2つ目は中身の側です。リーディングでつまずく原因は、単語を知らない/文の構造で迷子になる/意味は取れているのに時間が足りない、で対策がまったく違います。自分ではどれか分かりにくいので、解き終わったあとに「なぜそこで止まったか」を人に見てもらえると特定が早いです。1対1の授業は、この作業を毎日の時間に組み込みやすい形です。
ただし自動的にそうなるわけではありません。黙っていれば授業は会話の練習で進むので、こちらから解き直しの時間にしたいと伝える必要があります。
TOEICの平均点はどれくらいですか?
2025年に日本で受験されたTOEIC L&Rの平均は、990点満点中564点。内訳はリスニングが313点、リーディングが251点です。
ここで見てほしいのは合計ではなく内訳の側です。リスニングとリーディングは満点が同じ495点なので、平均で60点前後の差がついていることになります。
つまり2025年の日本の受験者の平均で見るかぎり、点数が低く出ているのはリーディング側だということです。ただしこれは平均の話で、個人の内訳が同じ形とは限りませんし、低い側を伸ばすほうが効率がいいと決まっているわけでもありません。なお平均は集計の取り方によっても動くので、この数字と自分を比べるのではなく、自分の内訳のどちらの枠が余っているかを実際に受けて確認するのが確実ですね。
TOEIC対策コースがある学校はどう選べばいいですか?
コース名では選べません。名前が同じでも時間割の組み方は学校ごとに違うので、申し込む前に3つを学校に確認してください。①そのコースのうちマンツーマンは何コマで、残りはグループか自習か ②模試(本番と同じ形式で通しで解く演習)の頻度と、解き直しの時間が授業に入っているか ③スコア保証をうたっている場合、何を満たすと保証が成立するのか。
とくに②が要です。試験対策は解くことより解き直しに時間が要るので、通しで解いて放置するのがいちばんもったいない使い方になります。
セブ島留学で候補を絞る段階なら、僕たちがご案内している3D ACADEMY・EV ACADEMY・CIAといった契約校について、コースの中身を僕たちから学校に確認します。
フィリピンでもTOEICは受けられますか?
フィリピン国内でもTOEIC L&Rの公開テストは実施されていますが、会場と日程は日本と変わるので、現地で受けるつもりなら申し込む前に最新の実施予定を確認してください。テストの運営自体は世界共通なので、日本で受けたスコアと同じ尺度で扱われます。
そのうえで、おすすめの順番は「行く前に1回受けて、帰ってからもう1回受ける」です。行く前の1回がないと、配分を決める材料がありませんし、帰国後に伸びを確認する基準もありません。
日本側の受験機会は、2026年度のTOEIC L&R公開テストが午前・午後の実施を合わせて年18回が予定されていて、ほぼ毎月受けられます。ただし申込みには締切があり、試験日のかなり前に閉まります。ネットでスコアが見られるまで試験日から2週間強かかるので、「申込締切」「試験日」「結果が出る日」の3つを並べて、出発日から逆算してください。
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