フィリピン留学後、海外就職。
その後、海外フリーランスを経て起業へ。
今回は、ただの留学体験談ではなく、留学前・留学中・留学後にフォーカスを当てて、どの様な形で人生を過ごし今に至るのかインタビューしてみました。
簡単な自己紹介
■名前 | Taiichi |
■性別 | 男性 |
■年齢 | 34歳 |
■英語力(留学前) | 無し(中1レベル) |
■英語力(留学後) | ビジネス英会話取得 |
■勤務先 or 業種(留学前) | テレビ局 |
■勤務先 or 業種(留学後) | 起業(留学エージェント) |
■年収(留学前) | 300~500万円 |
■年収(留学後) | 600~800万円 |
■これまでの海外渡航数 | 50ヵ国 |
留学に行こうと決断した理由【英語力0・海外に無縁の生活】
22歳まで漠然と生活していましたが、このままだと地元(北海道)からも抜けれず、将来が不安だった為、留学を決意しました。当時はお金も無く『無料 留学』とGoogleで調べ、当時モニター学生を募集していたフィリピンのイロイロ市へ留学に行くことを決意。留学に行ったら自分を変える事が出来るという淡い期待も持っていました。
留学に行く前の英語力と不安
留学に行く前の英語力は0。辛うじてbe動詞がわかるレベル。
全てにおいて不安で、そもそも留学出来るのかな?とずっと不安でした。
留学に行って感じたギャップと現実
やっぱり留学に行くのを辞めようかな…とも思った留学前日。行ってみると不安はすぐに消えました。
✓ 留学に行って感じたギャップはこの2点。
- 英語力がゼロで不安=身振り手振りを使いなんとかなったので変な自信が付く。
- 生活環境が合わなかったらどうしよう=意外と順応出来た。大きなストレス無し。
✓ 留学に行って感じた現実
- 短期留学で英語を完璧に取得するのは不可能
- 先に留学している人が自分より英語を話せるので、英語の出来なさに焦りを覚える
うまく言語化出来ませんが、留学に使った資金以外の不安に関しては留学2日で全て消えました。
クラスで自然と友達も出来、理想とする楽しい留学生活を送る事が出来た一方、短期留学で英語を完璧に習得するのは不可能という現実も突きつけられました。英語力は自分自身が勉強しないと上がりません。僕自身が3ヶ月の留学で取得出来たのは、日常英会話が話せる程度でした。
実際にやってよかった勉強法
僕は英語力がゼロの状態で行ったので、そもそも『英語を英語で学ぶ』のは不可能でした。
中学1年生〜3年生までの英文法の復習・毎日日記の添削を1日必ず2時間行い、学んだことを授業でアウトプットする事を心掛けていたら、留学2ヶ月目で英語の伸びを感じる事が出来ました。
留学後に向けて意識して行動した事
行きたい場所にはお金を惜しまず、会いたい人へ時間を惜しまずに行動しました。
留学後、日常英会話レベルではありましたが、留学後に海外就職をする事を決意。1年間、マーケターとして現地の企業に勤務しその後に日本で起業しました。
海外就職を決意した時も日本で起業した時も、周りに居る人達に『自分はこうなりたい』と話をし、色んな人の手助けや知識があり、全てやりたいことを実現する事が出来ました。もちろん失敗もありましたが、今となってはその失敗体験も1つの財産として自分の中に残っています。
留学がどの様に就職活動に活きたか?
留学での英語力をアピールするのではなく、「留学でどのように行動し、何を感じたか」を面接官に熱く伝えました。感情豊かに説明し、面接官の心を揺さぶり、自らの成長と経験を伝え『行動力がある人』というイメージを植え付けた事により、様々な企業から内定を貰う事が出来ました。
まとめ
特に社会人の方にとって留学は大きなリスクが伴います。そして、ただ留学するだけでは何も変わりません。
すべては自分の行動次第です。
留学の価値を言語化することは難しいですが、現状に悩む方には少なくとも12週間だけでも留学することをお勧めします。未来の自分への先行投資として、留学は一つの選択肢となるでしょう。